大人感と刺激って正反対じゃない?新コーラ

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写真:アサヒ飲料「グリーンコーラ」

自分はコーラという飲み物が昔から大好きです。しかしコーラは、体には決して良い飲み物ではないということで、小さい頃は特別な時にしか飲ませてもらえず、その印象もあってか、大人になった今も、普段は炭酸飲料を控えめにしようと心がけているのですが、

下戸な自分にとっては、何か一仕事終えた時とか、お風呂上りにはやっぱりコーラが飲みたい!という衝動にかられることも多く、コーラの新製品が出たと聞けば、やはり飲みたくなってしまいます。

コーラの新製品といって最近すぐに思い浮かべてしまうのが、

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罰ゲーム需要かと勘ぐりたくなる、ペプシの「しそ」だったり「バオバブ」だったりするわけですが、そんなペプシの一連のシリーズは除いて、今回久々の新コーラ登場となったのが、アサヒ飲料の「グリーンコーラ」です。

ウリは、
・果実とモルトの素材派コーラ
・着色料ゼロ/カフェインゼロ/保存料ゼロ
・力強い刺激と爽快感
・大人炭酸

まずこの時点で、コンセプトがよくわからないんですよ。素材派の大人炭酸で、カフェインゼロということは、どちらかというと、刺激よりも、余裕の大人ぶった感じかと思いきや、力強い刺激というフレーズも登場しているのです。

飲んでみると…まあ、確かにコーラなんだけど、申し訳ないけど「刺激」はやっぱり全然感じません。カロリーゼロではないこともあって、あの甘味料独特の変な後味は無いのですが、やっぱり何か物足りないんですよね。

「大人の余裕」と「力強い刺激」は、やっぱり共存できないのかも。力強い刺激を売りにするのなら、かつてUCCが発売したジョルトコーラに勝るものは無いでしょう。まさしくシャープで刺激的な味で、CMもビートたけしさん扮する「日本ジョルト党党首」が登場し、そのインパクトは当時かなり話題になりました。

さらには、そのCMでも、パッケージでも、「カフェイン2倍!」「過激なコーラ!」が売り文句という、これまた何とも刺激的なもので、今回のグリーンコーラの「カフェインゼロ」「大人のコーラ」とは正反対なものでした。

しかしまあ、健康志向に向かっていた日本において、このコーラが安定した地位を築けるわけもなく、姿を消してしまいました。

自分は今や、すっかりコーラはペプシ派でして、他社のコーラしか置いていない店では、コーラを選択しないほどなのですが、その選択が、今回のグリーンコーラに変わることは…無いと思う。と言いますか、それ以前に、このグリーンコーラが定番になる日は来るのでしょうか。

グリーンコーラの登場は、コーラって、どういう気持ちで、どういう人が飲む飲み物なんだろうかと、改めて考えさせてくれるきっかけになりました。ああもう一度、あの痛いほどの喉越しだった、ジョルトコーラが飲みたいなぁ。

コカ・コーラ ラベルレス 350mlPET×24本

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コメント

  1. びょん吉 より:

    つまり氷室京介のCMが不満なんですか

  2. 名無しさん より:

    サントリーのリリースより。
    サントリー食品(株)は、「ペプシストロングショット」を6月22日(火)から全国で新発売します。
    PEPSIは、季節限定商品の発売やキャンペーンの実施など、本年も様々な活動を展開し、PEPSIならではの楽しい世界を提案しています。
    今回発売する「ペプシストロングショット」は、“スッキリしたい時”や“気分転換したい時”にぴったりの飲みきりサイズ(190ml)の“強炭酸”コーラです。炭酸ガス圧を高め、さらにカフェインを豊富に配合※することで、爽快な炭酸の刺激と小容量で満足感のある飲みごたえを実現しました。
    パッケージは、飲みきりサイズの190ml缶を採用。青色をベースに、きらめく光をモチーフにしたイラストを描き、炭酸の刺激のある味わいを表現しました。
    ※190mlあたり
    ― 記 ―
    ▼商品名・容量・希望小売価格(税別)および梱包
    「ペプシストロングショット」 190ml缶 115円 30本
    ▼発売期日 2010年6月22日(火)
    ▼発売地域 全国
    追伸
    試供品じゃあるまいし、190mlはシケているな。

  3. >びょん吉さま こんにちは
    グリーンコーラってCMやってましたっけ?
    テレ東系と独立U局で流れないCMは、正直、わからなかったりします…。
    >名無しさん こんにちは
    情報ありがとうございます。

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