FMでんでん・かにかも放送免許更新せず

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写真:かにかも放送(岐阜・可児市)

トッピーネットではこれまで、岐阜県可児市と美濃加茂市を放送エリアとする、コミュニティFM局「かにかも放送(FMでんでん)」について、普通に放送されていた頃からレポートしてきました。相方が可児市民ということもあり、親近感をもっていた放送局だったのですが、とうとう、終止符が打たれたようです。

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東海4県には現在、24社のコミュニティFM放送事業者があります。それらは全て、この10月31日で免許の有効期間が満了することとなっており、11月1日付けで、再免許の交付を受けなければ、引き続き放送することができません。

かにかも放送(FMでんでん)は、昨年末をもって番組の制作業務を終了し、今年に入ってからは、音楽だけが流れていたものの、7月15日の豪雨をきっかけに無音に、そして8月に電波も停まりました。

ケーブルテレビ可児本社に入っている、かにかも放送(FMでんでん)のスタジオも、下恵土公民館に設置されている送信アンテナも、その後ずっと撤去されることなく存在し続けていますが、今回、総務省東海総合通信局が発表した、「コミュニティ放送局の再免許」にあった申請者数は23社。

【東海総通】コミュニティ放送局の再免許

かにかも放送(FMでんでん)の名はありませんでした。もう、終わりだね。これで。きっと。

さあ、でんでんの代わりの局を作るのは、キミだ!!

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コメント

  1. アイ・フロッグ より:

    アイ・フロッグです。
    愛知国際放送(わがハンドルネームの由来の一部)に続き、今度はかにかも放送が「廃局」とは(この時点ではまだ正式となったわけではありませんが)。個人的には、地域にとって損失ではないかと思っています。
    というのは、愛知国際放送が事業廃止となった時点で、それまで同社が放送していた「PSA=Public Service Announcement(多言語による行政からのお知らせ)」を、今後はかつてのサービスエリアだった地域のコミュニティFMが代行してゆけばよいのではと考えていたからです。この伝でゆけば、例えばかにかも放送なら岐阜県や可児・加茂地域のお知らせを多言語で伝えるといった役割があったというわけです。
    こんなことを綴っていくと極端な話、あの阪神大震災における「FMわいわい」を連想するかもしれませんが、今や名古屋周辺はもとより豊田・四日市・鈴鹿・浜松などといった都市には必ずコミュニティFMがありますから、地域レベルにおける多民族(多国籍)共生の観点からも、これらの局の活用を考えてはどうかと思いました。無論、この手の話に資金や人材などの問題は常に付きまとうことは自分なりに承知しているつもりですので、あくまでも一個人の意見としてですが。
    ところで話は変わりますが、もし名古屋地区(東海三県)でも「rajiko」サービスが始まるとなれば、在名四社に加えFM三重、さらに行く行くはぎふチャンや岐阜FMも加わるかもわかりませんね。個人的には三県すべての局が聴けるとよいと思っています。

  2. >アイ・フロッグさま こんばんは
    かにかも放送とRADIO-iに共通していたことと言えば、
    トランスアメリカインターナショナル放送制作の、
    ブラジル人向け番組を流していたということがありますね。
    美濃加茂・可児は一時期、ブラジル人の流入で人口増加という
    イメージが強く、かなりの割合で外国人の方が住まわれていましたが、
    今は仕事も減り…なんでしょうね。
    radiko。確かに、多くの局に参加して欲しいとは思いますが、
    費用のかかることですし、全ての局が参加するのかどうかは…
    ですかね…。収益に直結する事業でもないですし…。

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