中秋の名月・名古屋のお月見には独特なお団子とお月見どろぼう

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6年ぶりの中秋の名月となった今夜、雲は多かったですけれども、風があったおかげか、
雲間からは時折、きれいな満月を見ることができました。

まだまだ残暑は厳しく、

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特に今夜は、秋めいた空気などとは程遠い蒸し暑い夜になってしまいましたけれども、確実に季節は移り変わって行きますね。お月見といいますと、この地方でも日進市などで盛んですが、全国各地で「お月見どろぼう」という風習がありますよね。

子どもたちが家々を回り、「お月見どろぼうでーす」と言って、お菓子をもらうという、まさに和製ハロウィン。近所づきあいが希薄なこの時代、こういう風習は、温かい気持ちになりますよね。きっと。さて、この地方のお月見に必須なものといえば、「お月見だんご」ですね。

そんなの名古屋に限ったことじゃないだろうって?いえいえ、名古屋には名古屋のお月見だんごがあるのです。まんまるのお月見だんごではなく、サイトモの形をしたお月見だんご。名古屋では、十五夜の月のことを「芋名月」と呼ぶこともあり、サトイモの形をしたお月見だんごを食べながら、秋の収穫を喜ぶことが伝統となっています。

なので、よくイラストなどで見かける、まんまるの団子を積んだお月見の様子には、名古屋っ子は「?」を飛ばしてしまうのです。ということで、この地方のスーパーでは、
十五夜にあわせて、そのサトイモの形をしたお月見だんごを販売するのですが、マックスバリュとイオンに行ってみたところ、…無いんです。

まんまるのお月見だんごしか売ってないのです。なんということでしょう。やっぱり、三重県発祥のスーパーには、名古屋を求めることは間違っているということなのでしょうか。というわけで今回は、和菓子屋さんに、お月見だんごを買いに行くことにしました。

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写真:和菓子処 もちたけ(愛知・犬山市)

買いに行ったのは、犬山市にあります、今月3日にリニューアルオープンしたばかりの、「和菓子処もちたけ」おお!ありましたありました!

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白とピンク、そして茶色、三色揃っていました。サトイモ形のお月見だんご。

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手にとってビックリ!さすが和菓子屋さんのお月見だんご。想像以上にソフトでもっちもち。味はもちろんあまうま!いやぁ。見事なお月さんを見ながら、これまた見事なお月見だんご。今年のお月見はとってもいい時間を過ごせました。なーんてブログを書いてたら、窓から入ってくる風が心なしかひんやりと。やっぱり、もう、秋ですね。

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