個人情報の流出で気にしておきたい住所の書き方

140711

結構やってる人いたんですね

ある通信教育大手の会社から多くの名簿が流出し、それが名簿業者から別の通信教育の会社に転売され、ダイレクトメールの発送などに使われた…というニュースが大きく報道されていますが、そのニュースで注目したいのが、なぜ流出に気づいたのかという点で、流出の根拠となったのが「ベネッセにしか登録していない住所表記」という点ですね。

個人情報保護について法整備がなされ、

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企業には個人情報の管理が義務付けられるようになったわけですが、いざ、身に覚えのないダイレクトメールが送られてきたときに、どこが情報を漏洩させたのかがわかるように、住所表記をそれぞれ一文字変えましょうという手法があるんですよね。

住所は、うしろに何か余分な文字がついていても配達されます。なので、例えば1丁目1番地の101号室に住んでいたとして、

A社のネット通販には「1-1-101A」
B社の健康食品通販には「1-1-101B」
C社の会員登録には「1-1-101C」

といった具合に、個人情報を登録する際に、必ず一文字変えておけば、知らない会社からダイレクトメールが来た際に、どこから漏れたかが一発でわかるというわけです。AからZで26社、さらにAA、AB…ZZとやれば、676社に対応できます。

どのアルファベットをどの登録に使ったかを、ノートなどにメモしておけばバッチリです。

今回の流出で、ニュースで「ベネッセにしか登録していない住所表記」と報じられたということは、もう、これを実践されている方が多数いて、それが決め手になったということですよね。

まだの方はこれからやっておくと、「あいつが漏らしやがったのかー!」とすぐにわかって便利ですよ。

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