フリーランスのライターです。妻・子あり。取扱品目は主に名古屋/放送/ポケモン。


台湾で同人から始まったネコのキャラDNAXCAT(九藏喵窩)とうとう台湾でテレビアニメ放送に漕ぎ着ける・日本上陸も近い?

      2015/08/05   380

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

150801

台北地下街(台北・中正区)

台湾は日本以上のキャラクター天国

 台湾には、日本のアニメ文化が入り込んでいます。ポイントは「日本のアニメが」ではなく「日本のアニメ文化が」です。ただ、日本のアニメが輸入されているだけではなく、それを文化として取り込み、台湾オリジナルのマンガやキャラクターが展開されています。しかも、日本よりも一般化されていて、企業のイメージキャラクターやラッピング車両、商店街にまで萌えからゆるからカワイイまで、様々なキャラクターが溢れています。

 そんななか、もともとは台湾で同人活動でスタートしたキャラクターが、アニメの自主制作を経て、とうとう、台湾でのテレビアニメ放映に今日、漕ぎ着けました。

 キャラクターは溢れているものの、アニメ制作のハードルはさすがに高く、アニメは日本のものしかテレビでは流れていなかった台湾。台湾で純台湾産のアニメがテレビ放送されるのは珍しいケースです。

[広告]

思わず目にとまるかわいいネコのキャラクター

 台北駅のすぐ近く、地下に広がる台北地下街には、かわいらしいネコのキャラクターがいます。DNAXCAT(九藏喵窩)です。以前、台北を訪れた際に一目惚れしレポートしていまして、この記事は、DNAXCAT(九藏喵窩)の公式サイトでも取り上げられました。

⇒「台北地下街で発見!激カワネコキャラDNAXCAT(九藏喵窩)

150801a

 まさに「カワイイ」を具現化したともいえるデザインで、かつて10年前ほどに日本であったflash動画ブームを思い起こさせるようです。商店街には様々なイラストが展示されており、ひらがなも見受けられます。実際にはいろいろありますが、こういった形で台湾と日本が結ばれるのは、隣国としての関係としての理想型のようにも見えます。

150801c

 しかもこのDNAXCAT(九藏喵窩)は、もともと同人活動としてスタートしているというのですから驚きです。

同人…本当にゼロからのスタート

 同人活動とは、企業主導ではなく、本当に個人の「好き」な人が集まって始めているもの。つまり、ゼロからのスタートです。「九藏喵窩(じょうざんみゃおうお)」は同人サークルの名前でもあり、活動を始めたのは1998(H10)年から。地道に地道に活動を続け、台湾のコミケにあたる「漫画博覧会」に出展を重ね、ひとつひとつ階段を上っていったのです。

 台北地下街のキャラクターに採用されたのが、2012(H24)年のこと。台北地下街には、その名も「Oh!taku」という日本のマンガ専門店や、メイド喫茶、執事カフェまでもがあり、日本人も訪れることからこのDNAXCAT(九藏喵窩)は目にとまるようになり、「あのネコのキャラクターは何?」という声が上がるようになりました。

150801d

 2013(H25)年の夏にはアニメ化!…といっても、台湾にはアニメを制作するというビジネスモデルが存在しませんから、なんと自主制作。アニメを自分たちで制作し、youtubeにアップし、DVDを販売しました。とはいえ自主制作ですから、一気に何話も作れるわけも無く、数年をかけて作り上げていきました。

150801b

DNAXCAT KINGDOM DVDと設定資料集

 それがいよいよ、今日から台湾全土のテレビで放送されるのです。

テレビアニメの放送に漕ぎ着けた

 アニメは台視綜合台(TTV)というテレビ局で、「九藏喵王國」というタイトルにて放送されます。放送は8月1日(土)から、毎週土曜・日曜の午後5時30分(台湾時間)からです。

九藏喵王國(台視綜合台全球首播)
8月1日起毎週六・日下午5:30

 テレビ放送の開始に合わせて、残念ながらyoutubeではアニメが見られなくなってしまいましたが、それはビジネスとしての土台に乗っかった証ともいえます。

 17年前の同人活動を原点とするキャラクターが、事実上の首都の地下街のキャラクターに採用され、政府機関のPRにも登場し、自主制作したアニメがテレビアニメとして放送される…。キャラクターそのものも魅力的ですが、「好き」の力で自分たちで道を切り開き続けるという、その活動も魅力的です。

 DNAXCAT(九藏喵窩)は、先月東京で開催された「キャラクター&ブランドライセンス展」に出展しており、また、その際にバンダイに訪れたというレポートもありましたので、ひょっとすると、日本への上陸も近いかもしれませんね。注目です。

台湾行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。

 

 - 好きで食べていく

[広告]

[広告]

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

Message
掲載をお約束するものではありませんご了承ください

メールアドレスが公開されることはありません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

170406b
毎年この時期に発売される三ツ矢サイダーの梅・花が姿を消したのはなぜ?

  7

三ツ矢梅(アサヒ飲料) シーズンですからね  今年も、2月14日に発売になりまし

toppy
7年半ぶりに本体サイト・トッピーネットをリニューアルしています

  13

ずっと気にはしていたんです  このブログ「TOPPYの東海3県暮らし」は、本体サ

161231
こんな記事が話題になりましたTOPPYのブログの2016年を振り返ります

  9

黒毛和牛 名古屋の大晦日はすき焼きです  2016(H28)年も最後の日を迎えま

170101
2017年もどうぞよろしくお願いいたします 昨年はこんな記事が読まれました

  10

新年あけましておめでとうございます  2016年は当サイト「トッピーネット」も開

160925
取材された週刊誌の特集をきっかけとしたテレビ番組が放送されていました

  13

週刊ポスト9月30日号(小学館) またもや週刊誌でコメントをさせていただいていま

toppy
トッピーネットの更新情報はこちらから ブログ更新の無い日はサイト本体の記事を更新しています

  5

このブログは、「トッピーネット」というサイトのコーナーの一つという扱いをしており

160901a
おかげさまで娘が2歳の誕生日を迎えました 順調にポケモンを好きでいてくれています

  7

ワンワンのケーキ 2歳の誕生日を迎えました  一昨年は誕生の記事を書き、昨年は岐

160830
3号連続で週刊誌に取り上げられる大反響・この立ち位置だと名古屋に注目が集まるんですね

  47

週刊ポスト9月9日号(小学館) 正直ここまでの展開になるとは思っていませんでした

160819
週刊誌に2号連続で載ることになって…そうそうだから市外に住んでるんですよ

  13

週刊ポスト9月2日号(小学館) 大反響だったのはそのタイトルだよね?  8月8日

160809
名古屋特集で週刊誌に取材されて取り上げられました

  14

週刊ポスト8月26日号(小学館) 持ち上げる記事は数あれど  少し前に、大山くま