NHK名古屋で開催中の「8Kスーパーハイビジョン体験」に行ったらその迫力に…逃げ出した!

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NHK名古屋放送局 放送体験スタジオわくわく

愛知県民は11年前に体験した人も多いのでは?

 現在のデジタル放送は「ハイビジョン」。さらに次の規格として「4K」があります。この4Kはフルハイビジョンの4倍の画素数となっており、昨年から衛星やケーブルテレビなどで実用放送もはじまり、スマートフォンやビデオカメラも対応製品が続々と登場しています。

 それに対して「8K」は現在のハイビジョンの16倍。BS17chで試験放送が始まり、2018年から実用放送を目指すというロードマップになっています。

 そんな「8K」と呼ばれるようになった「スーパーハイビジョン」。実は今から11年前に見ることができたのですよね。2005(H17)年に開催された愛・地球博のグローバルハウスにて、600インチスクリーンでこの8K映像が上映され、ひまわりの映像をご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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愛・地球博NHKグローバルスタジオ(2005年)

 あれから11年です。

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まずはNHK名古屋のマスコット「ほっとけん」

 今月1日から、「体感!NHKスーパーハイビジョン」が開催されている、NHK名古屋放送局へとやってきました。NHK名古屋には、その歳ですっかりNHKクラスタになっている1歳9ヶ月の娘と一緒によく訪れています。

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 この日は、ほっとけんのスタンプが3つ集まったので、ハンドタオルをいただくことができました。

 ほっとけんとは、NHK名古屋の夕方ローカルニュース「ほっとイブニング」のマスコットキャラクター。18時30分からの愛知県ローカルの時間によく登場します。

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 テレビにほっとけんが登場すると、このハンドタオルを持ってテレビに駆け寄り「一緒、一緒」と喜ぶようになった娘は、さらにNHKクラスタ具合が深まりました。

 さて、スーパーハイビジョンです。

映像はもちろん音もすごい

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 8Kスーパーハイビジョンの画素数は、横が7,680に縦が4,320。現在のフルハイビジョンの16倍の細かさは…すごかったです。

 モニタではなく、ガラス窓のよう。そのガラスの向こう側で実際にその場所があるのではないかというくらいのクリアさでした。

 登場する人の顔はもちろんですが、衣装の質感もまるで目の前にいるかのよう。さらに、セットのリアリティがすごいですね。くっきりはっきりというレベルではないです。

 でもこれ、出演する人のメイクもそうですし、衣装も手が抜けませんし、セットも質感が丸わかりになるから、綺麗なものはより綺麗に…だけど、ショボいものはよりショボく…になりますね。これは。

 さらに、音も22.2chのマルチチャンネル音響。「5.1chサラウンドをはるかにしのぐ」って、24個のスピーカーは、これ、家庭にも置くわけですか?収録側も大変ですよねこれ。録音マイクどれだけ必要なのって。

娘の反応でわかった迫力のすごさ

 今回のNHK名古屋「体感!NHKスーパーハイビジョン」では、「紅白歌合戦2015(10分)」「EDOMAE SUSHI(5分30秒)」「ウィンブルドンテニス(7分41秒)」「青森ねぶた(7分)」が繰り返されています。

 紅白歌合戦も、8Kで見ると全然違いますね。小林幸子さんの舞台装置…じゃない、衣装も目の前にあるかのよう。ただ一方で、別の歌手の方のところで、そんな質感だったんだ…といった部分も。

 そして、映像が青森のねぶたになった瞬間。娘が「ごわーいー!」と絶叫。「あっち行くあっち行く」と立ち去りを要求。その娘の反応に、8Kのリアルさがよくわかりました。

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 この「体感!NHKスーパーハイビジョン」はNHK名古屋放送局で7月31日まで開催されています。

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