台湾でくまモン!人気の熊本テーマカフェ「KUMA Cafe」通りがかりました・グッズ売上の2割を支援に

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KUMA Cafe(台北・中山区)

帰国間際の時間に発見した「くまモン」

 台北での最終日、帰りの飛行機まであと少しという時間で中山駅周辺を散策していると、熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」の姿がいくつもある建物が。見ると1階は「九州食堂」、2階は「KUMA cafe」と書いてあります。

 残念ながらcafeでゆっくりするほどの時間は無かったのでお店には入っていないのですが、このお店、熊本地震への支援活動も行なわれていました。そして、お店の前で流されていたテレビ番組はどっち向け?

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カフェ自体は昨年5月にオープン

 2階の「KUMA cafe TAIPEI」は、昨年5月30日にオープンしたもので、当時はくまモン本人もやってきたとのこと。お店の前にはメニューが置いてあったので見てみますと…。

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 くまモンがあしらわれたデザートメニューは、どれもかわいい。「感動の新作!」「もちもち雪見大福」「濃厚!抹茶フォンデュ」「とろとろクレープ」。

 ここでふと気づいたのが…。商品名だけは現地語の表記も一応あるものの、基本的にメニューは日本語。説明も日本語なのです。このお店は、日本の観光客向け?それとも、台湾の人向けに日本らしさを前面に出してる?どっちなのだろう。

グッズ売上の2割を震災の支援金に

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 お店の入口前には、くまモンのオブジェが。足元を見ると台湾の伝統スリッパである「藍白拖」を履いています。ちゃんと、ローカライズされているのですね。

 そしてこのKUMA cafe、グッズ売り場も充実していて、くまモングッズが販売されているのですが、その「売上20%を熊本地震の支援金とさせて頂きます」と書かれています。利益ではなく、売上の2割なんですね。しかも、こちらは現地語が一番上で、その下に日本語、さらに簡体字でも書かれていました。

 この運用を見ると、やはりメニューの日本語は戦略的なもののように感じますね。店頭の営業時間について「曜日」の書き方も、日本人にはわからないものになっていましたので。

熊本のテレビ番組PRはどっち向け?

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 お店の1階にある九州食堂の前に置かれたテレビでは、何やら熊本のテレビ番組が流されていまして、味千ラーメンの海外進出が特集された内容でした。

 味千ラーメンは、熊本市に本店を置くラーメンチェーンで、台湾出身の方が経営されているのですね。するとこの九州食堂とKUMA cafeは、味千の運営なのでしょうね。

 まさか台北の街角で「KKT(くまもと県民テレビ)では~」なんて言葉を耳にするとは思いませんでした。でもこの映像もやっぱり、日本時観光客ではなく、台湾の人向けなのでしょうね。「本当に日本から、本当に熊本からだよ~」というアピール。

 いや、わからないな。今度台北に来たときには、時間に余裕を持ってお店に入って、台湾の人と日本人観光客、どちらが多いか確認してみたい。

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