「岐阜も地震に強い家」という広告チラシをそのまま愛知の家庭に入れられてどう思う

160814

岐阜のパナホームのチラシ

確かに県境かもしれないけど

 新聞の折込チラシには、このブログのネタにできる要素も多いのでチェックしているのですが、思わず、どういうことだ?と頭をひねるキャッチコピーが目に飛び込んできました。

「岐阜も地震に強い家キャンペーン」

 ここは愛知県です。岐阜に家を建てましょう的な広告?いや、どう見ても違うのです。

[広告]

地震に強い家なのはわかります

 広告の内容は、まず大きく、パナホームの構造技術「パワテック」を紹介しているもので、「地震に強いのは当たり前、繰り返す地震にも動じない」と書かれています。

 それはいいんだけど、何が「岐阜も」なの?

 さらには「平屋建」「2階建」「3階建」のお住まいを8プランの中から特別価格でご提供します…。ああ、特別価格で地震に強い家が建てられるのね。

 で、何が「岐阜も」なの?

岐阜県内の営業所のみが書かれているということは

160814

 このチラシ、パナホーム本体が作ったものではなくて、岐阜県にあるパナホームの地域販売会社が入れていて、営業所も展示場も岐阜県内のみ。

 ははん。これ、岐阜県内向けのチラシを、そのまま愛知県の家庭にも入れているのね。

 主旨としてはわかるけど、やっぱり、愛知県の家庭に、岐阜への移住の意味をこめて勧めるわけでもなしに、「岐阜も地震に強い家キャンペーン」と言われても…ですし、こう書かれてしまうと、愛知に建てる場合はキャンペーン除外と思っちゃいますよね。そう思いませんか?

実はパナホームのネットワークはよくわからない

 パナホームには、地域販売会社と代理店が各地域にあるのですが、この地域販売会社の、名前とエリアが微妙にかみ合わないんですよね。

 この地方には、この広告を入れた「パナホーム愛岐」という一見、愛知もカバーしてそうな会社があるのですが、実際は岐阜県内にしか拠点が無く…一方で、「パナホーム知多」は、その名の通り知多半島だけ。

 さらに、「パナホーム東海」は、東海という名前をつけていながら、エリアは長野県だけだし、長野には「パナホーム長野中央」もある…。

 もちろん、そんな地域販売会社以外にも、パナホーム本体の支店は各地に万遍なくあるわけで。

 ひょっとして…。自分が県境にこだわっているだけで、愛知県民でも「岐阜も地震に強い家」というフレーズにピンと来る、岐阜意識のある人が、尾張北部では実際は多いのだろうか??

パナソニック ホームベーカリー オレンジ SD-BH104-D

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました