炎上から1年…伊勢志摩海女萌えキャラ「碧志摩メグ」がクラウドファンディングでアニメPV製作へ

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碧志摩メグポスター※2015年6月当時

出会いは昨年の6月でした

 ふとしたきっかけで昨年の6月にいただいたポスター、それが「碧志摩メグ(あおしまめぐ)」でした。「海女萌えキャラクター」と銘打たれ、当時のポスターには「三重県志摩市公認」の文字が入っていました。

 碧志摩メグは2014(H26)年に観光PRを目的として誕生したキャラクターで、志摩市の公認に。その風貌から話題となるのですが、風向きが変わってしまったのが2015(H27)年10月。伊勢志摩サミットを控えたタイミングで「見た目が性的すぎる」という批判で炎上。

 11月には志摩市の公認が外れる事態になってしまうのです。

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現地で感じた空気は違った

 地元はどんな感じなんだろう…。たまたま昨年の今頃、仕事で志摩市に行くことがありまして、観光関連の方にいただいたお名刺を見ると、そこにはしっかり碧志摩メグが。

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 「ただ公認が外れたってだけのことですから」

 お話を伺うと、公認を維持して碧志摩メグのデザインを変えるという方法もあったものの、公認を外すことで碧志摩メグはそのままで活動を続けてほしいと、地元としても応援する声のほうが多く、海女さんも「かわいい」と肯定的な方が多数派だと、その方は仰っていました。

 公認撤回となった理由も、市が公認を外したわけではなく、キャラクター側が公認撤回を申し入れたからであり、むしろそれをきっかけに知名度もアップし、活動が自由になるということでした。しかし。

 やはり市の公認が外れたことで支えるものが無くなったということで、ずっと動きは控えめだったのですが…、碧志摩メグが再始動するというのです。

再始動とは「アニメPV」化

 碧志摩メグの再始動。それはアニメPVの作成。アニメ化によって弾みをつけて、さらに志摩を全国にアピールしようということですね。しかし…資金をどうするか。そこで始まったのがクラウドファンディングです。

 アニメ制作に賛同する人に支援してほしい。目標400万円を掲げて始まった資金集めは…なんとわずか1週間で目標金額を達成。現在では500万円目前となっています。

 支援コースは、2,000円から300,000円まであり、それぞれ金額に応じてグッズなどがいただける特典も。

 このプロジェクトはあくまでもスタート。ここからさらなる飛躍を目指しているようです。いつか…レギュラーのテレビアニメ化なんてことになるといいですね。全国で流れるのも理想ですが、やっぱり三重テレビでも見たいものです。

 そして、観光振興と後継者不足の海女さんの支援。

 応援したい!と言っても、遠くから「ガンバレー」と言うだけでは何なので、先週、志摩市に家族で行ってきました。

やっぱり志摩市はいいところです

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横山展望台

 まずは志摩市を一望するなら「横山展望台」です。海と陸が入り組んだ独特な志摩の風景を堪能できます。伊勢志摩サミットの会場は目の前!

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伊勢志摩物産館 ささゆりの郷

 新鮮な海産物から志摩グルメを満喫するなら「道の駅・伊勢志摩物産館 ささゆりの郷」いけすには普通に伊勢えびや活あわびがごろごろ。特産品も豊富で、入れるだけで出汁が牡蠣の風味になる粉末なんて変り種も。

 あおさやわかめといった海産物はもちろん、志摩の農産物や銘菓もたくさん。試食があるのがたまりませんね。少し離れますが伊賀の「忍ジャーエール」もおいしかった。レストラン併設なのも嬉しいです。

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志摩マリンランド

 そして「志摩マリンランド」です。うとうとお昼寝がちなペンギンたちに、マンボウ!近くの紀伊長島では食用にされるマンボウですが、志摩では水族館にいるんです。

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 また、マリンランドでは海女さんによるエサやりもありますし…。

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 おみやげコーナーには碧志摩メググッズも。クリアファイルを買ってきました。

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 道中のサービスエリアでは、碧志摩メグの缶バッジコレクションもあり、地元での定着を感じられました。

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 クラウドファンディングでのアニメPV化。楽しみです。微力ですが私も…。

 プロジェクトの支援受付は1月30日までです。

碧志摩メグプリントクッキー 12枚

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