期間限定の微炭酸白桃の発売と同時に定番商品をリニューアルで…なっちゃんどうなった

2月16日発売

　ひなまつりなど春の季節に合わせる形での期間限定で、サントリーの「なっちゃん」から「しゅわしゅわ白桃」が発売になりました。

　なっちゃんには微炭酸の「しゅわしゅわ」シリーズがあるのですが、どれも期間限定での発売となっているので、現行商品としては炭酸はこの白桃だけということになります。

　ただ、今回のタイミングではその期間限定商品が発売になっただけというわけではなく、ブランド全体をリニューアルと聞いて…さあ、どっちに振るか気になります。

　今回の「なっちゃんしゅわしゅわ白桃」のポイントは、「ふんわり広がる白桃のやわらかな香りと、自然な果実のおいしさに、やさしい微炭酸」

　飲んでみますと、まずは香りがしっかりとありますね。果汁は10％未満ではありますが、炭酸飲料の割には果実の味がぐっときます。

　確かに、春にぴったりな感じに仕上がっています。

　サントリーの「なっちゃん」ブランドが誕生したのは1998(H10)年ですから、今年で19年。来年まで待てば20周年なのに、あえてこのタイミングでなっちゃんの定番3商品がリニューアルされました。

　昨今、こういった飲料のリニューアルは二極化していて、「新しい味わい」だとか言ってコストカットの人工甘味料に振る場合と、「おいしさを追求」の人工甘味料不使用などに振る場合の両極端です。

　なっちゃんはどっちでしょう。

　今回、なっちゃんは「オレンジ」と「りんご」については「飲みやすさを強化」、「ぶどう」については「渋みをおさえて爽やかさがありながらも、満足感あるぜいたくな味わい」とのこと。

　ちなみに「オレンジ」は果汁40％、「りんご」「ぶどう」は20％で、賞味期限は「オレンジ」と「ぶどう」が7ヶ月で、「りんご」は8ヶ月と、それぞれ別物として作ってる感ありますね。

　「お子様から大人の方まで安心してお飲みいただけます」の文言どおり、着色料、人工甘味料、保存料も不使用、さらには純水使用と「安心の品質」が謳われています。

　ブランドサイトを見ても「親子で飲んでね」というマーケティングになっていますから、そりゃそっちに振らないと、ですよね。