名古屋の仕出し弁当といえば江戸時代から八百彦本店 かつては城下町・今はデパ地下で

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八百彦 お愉しみセット

まさに名古屋の台所

 夕食はデパ地下のお弁当…がささやかな楽しみだったりするのですが、今回はもう名古屋で仕出し弁当といったらここ「八百彦本店」のお弁当にしました。

 創業はなんと享保年間。1720年頃と言われているそうで、まもなく300年を迎えるというのですから驚きです。江戸時代の名古屋城下町の絵図にはもう、八百彦の仕出し店が描かれていたというのですから、地元も地元。まずは「お愉しみセット」から。

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しっかり味と酸味のバランス

 「お愉しみセット」は税込800円で、お肉もしっかり彩りもあざやかで食欲をそそります。焼じゃが芋の味がしっかり、海老マヨもまったりな一方で、ローストビーフや鶏肉バジル焼きと食べ応えも。

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 その一方で春雨のさっぱり感もあったりと、とても味のバランスが良くて、それぞれの味の違いで変化を楽しめました。ローストビーフの下には蒸し玉ねぎがゴロっと。見えないところまで具材ぎっしり。

尾張名古屋は鶏ですよ

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 こちらは「八百彦 かわり親子丼」。見た目にも鶏肉が主張しています。焼いた鶏肉は絶妙なタレでじっくりと。鶏肉そぼろに玉子そぼろ。その合間にはオクラでアクセント。

 付け合せには、枝豆鶏肉蓮根挟み揚げ。手間のかかっているこれまた違う鶏の味わいを楽しめる一品。様々な鶏の魅力を楽しめて、丼ですからもちろんご飯も。

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安心する味と言いますか…

 どちらも、それぞれのおかずに細かい仕事が効いている感じがする一方で、どこかホッとするといいますか、安心するといいますか、どこかで食べたことがあるような味ですね。

 ふとテレビをつけると、ドラゴンズナイターの中継。こ、このシチュエーションでこの味。

 ですね。八百彦本店といえば、ナゴヤドームで食べるお弁当の味、ですね。どおりで親しみのある味です。

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