クリニックの内覧会に合わせて地域の健康に関する施設全体がイベントを開催・開業祝い花ってどうなるのかな

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ウエルネス一宮(愛知・一宮市)

開院前のクリニックの内覧会ってどんな感じ?

 以前、当サイトでは上棟式の際の「餅撒き」を取材させていただいた、一宮市の「かとうファミリークリニック」がいよいよ開院することになりまして、その前日に開かれた内覧会に行ってきました。

 飲食店や商業施設の内覧会に行ったことはこれまでもあったのですが、クリニックの内覧会は初めてです。また、合わせてクリニックと同じ「ウエルネス一宮」にある、サービス付き高齢者向け住宅と、調剤薬局でもイベントが開催されていて、いろいろともらえたりしてしまいました。

 そして、この地域で開業といえば、開店祝いのお花を持って帰ってしまうという風習がありますが、クリニックではどうなんでしょう。

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子どもの医師・看護師衣装体験

 現地に訪れてみますと、折り込みチラシを入れたとのことで多くの人でにぎわっていました。ちなみに、以前行われた「餅撒き」の際にも折り込みをしたそうで、二段構えでの地域への開院周知というわけですね。

 このウエルネス一宮には現在、サービス付き高齢者向け住宅「たんぽぽ本神戸」と、調剤薬局の「南山堂薬局」があり、そこに「かとうファミリークリニック」が開院するという形で、今回のイベントではその3つを回ってシールを集めることで、メロンパンがもらえるという趣向になっていました。

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 まずはクリニックを見ていますと、開院前ということもあって、もちろん新築のまっさら。しかも、こういった病院を健康な状態で見て回るということはありませんから、貴重な経験をした気がしました。

 また、子どもたちには医師・看護師の衣装体験もあり、写真撮影もできたことからいい思い出になりましたし、この思い出があれば、病気になった際にも子どもが臆することなくとりあえずクリニックに連れて行けるので、いいきっかけになりますね。

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健康フェアと高齢者向け住宅体感

 そして調剤薬局では、気軽に健康チェックができる「健康フェア」が開催されていて大盛況。人が建物の外にあふれているほどでした。

 また、サービス付き高齢者向け住宅も見学することができ、どのような環境で高齢者が暮らしているのか、また、どういったサービスが行われているのかを体感できるとともに、くじで提供されている食事の一部が当たるなど、その一端に触れることもできました。

 今時は、スロットなんかも置いてあったりするんですね。

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気になる開店祝い花

 クリニックの内覧会で気になったのは、花です。開院のお祝いには胡蝶蘭を贈る方が多いようで、ほとんどが胡蝶蘭ではあったのですが、一般的な開店祝いのお花も置かれていました。

 もちろん、この日は内覧会ですからまだオープン前。いくら開店祝いのお花を持ち帰っていいという慣習があるこの地域でも、開院前に持っていってしまう人はいません。

 翌日、そのお花はどうなってしまうのでしょうかね?胡蝶蘭はさすがに持っていかないですよねえ?開院後、どうなったのかが気になります。

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 これからはクリニックもどこで診てもらうのか、差別化の時代になっていくでしょうから、親しみをもってもらうという内覧会やイベントは大切になるでしょうね。そしてこのウエルネス一宮はさらに、他の診療科目のクリニックも誘致していくそうですよ。

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