マックスバリュ中部の一時閉店期間中の誘導はやっぱりマックスバリュ各店のみ・イオンは案内しない

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マックスバリュ扶桑店(愛知・扶桑町)

移転のための一時閉店で…

 扶桑町の中央道沿い(あの中央道ではありません)にあったマックスバリュ中部の扶桑店が、6月30日をもって閉店となりました。と言いましても撤退するわけではなく、同じショッピングタウン敷地内に新築で新店舗を建設し、そちらに移るということでさらに拡充といったところです。

 しかし、移転期間の半月ほどの間、マックスバリュの店舗が存在しない期間ができてしまいます。張り紙に書いてあったその間の誘導は…?

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名鉄パレでしたね

 6月まで営業していた、マックスバリュ扶桑店は名鉄沿線も沿線。犬山線の線路脇に建っていまして、もともとは名鉄パレ扶桑店でした。2005(H17)年に名鉄パレが撤退して、マックスバリュ中部が出店。それが12年前の10月のことでした。

 そんな名鉄パレ扶桑店のあった「扶桑ショッピングセンタービバリー」は、1996(H8)年11月にオープン。それから20年の時を経て、「アクロスプラザ扶桑」に生まれ変わり、扶桑町メディカルセンターを設けて生まれ変わろうとしています。

 その一環として、マックスバリュの店舗もアクロスプラザの敷地内で新築移転となったというわけですね。

イオングループ色が相変わらず薄い

 このブログでは何度も書いていますが、マックスバリュといっても全国に様々な運営会社があり、それぞれに立ち位置が違います。

 愛知県の店舗のほとんどを運営している「マックスバリュ中部」は、マックスバリュの看板を掲げ、イオンの資本は入っているものの、三重県松阪市で創業した「八百久」を起源としており、のちに「フレックス」に改称。

 今も「マックスバリュ」の看板を掲げつつも、名証2部に単独上場を続け、先日も「創業70周年セール」を開催し、品揃えもトップバリュの割合が低いなど、イオンに染まりきっていないけれども、グループはグループのローカルな独立したスーパーというイメージを保っています。

 それが張り紙にも出ていました。

やっていない間はどうしたらいいの?

 「マックスバリュ扶桑店 閉店のご案内」には、「6月30日をもって閉店」「店舗を移転し7月中旬オープン」と大きく書かれており、その間にやや小さめに…。

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 「閉店後は、マックスバリュ小牧駅西店、小牧堀の内店をはじめとするマックスバリュ各店をご利用いただきますようお願い申し上げます。」

 同じ扶桑町内にある「イオンモール扶桑」にはまったく触れていないどころか、そもそもこの張り紙に「イオン」とか「イオングループ」と言った文字もまったく入っていないところに、やっぱりマックスバリュ中部は独立した存在なのだと改めて感じさせられました。

月刊激流 2017年 07 月号[小商圏無差別競争 勝者は誰?/店舗情報(LECT、MEGAドン・キホーテほか)〕

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