ソースじゃなさそなソースが味の決め手・一平ちゃんツナマヨ味

今まで無かったのが不思議なくらい

　カップ焼きそばには各社特徴がありますが、明星の一平ちゃん夜店の焼そばといえば、マヨネーズの「マヨビーム」ですよね。そんなマヨネーズな一平ちゃんから、そういえばどうして今まで無かったのだろう？と思える商品が発売になりました。

　パッケージにも書いてあります。「ど定番のおツナ味わい」。オツな味わいかどうか、そのダジャレがうまいのかどうかは別にして、「ツナマヨ」ですよ。ツナとマヨネーズとの相性が悪いわけはありません。

　しかし不安も。一平ちゃんのマヨビームは「からし」がポイントになっていて、それがソースと絡み合うことで「夜店」らしさが出ているわけです。確かにツナマヨパスタなどでの実績は抜群ですが、果たして一平ちゃんにツナが合うのかどうか…。

　そんな不安は杞憂に終わります。一口食べて「あ…優しい」。そうなんです。よくパッケージを見ると、「おツナ味わい」という「オツな」と「ツナ」をかけたダジャレの横に書いてあるんです。「醤油」と。

　まさに醤油焼きそばにツナマヨトッピング。そう、ツナマヨパスタに似た味わいですね。ツナ感は、ふりかけにツナ風味フレークを入れることで実現されています。さらにはチャーシューや魚醤の旨み、甘み・塩味のバランスにもこだわったとのことで、けっして味は薄くはないのですが、優しく仕上がっているというわけです。

　でも、ガッツリと「ツナマヨ！」感を期待していた人にはちょっと違う感じになりそうですし、醤油味なので若干「一平ちゃん」らしさが薄れている印象もありです。

　ただひとつ気になったのは、入っているタレに「ソース」と書いてあるんですよね。醤油味なのに。醤油味のソース。