どん兵衛といっても関西風の極みだしって書いてあるじゃん

商品の一番の目的は何か

　広告を見た妻が「これいいね」と早速買ってきたのが、どん兵衛の「極みだし関西風だしうどん」。「だし」推しなのはいいとして「関西風」ともう一つ気になるポイントが。

　8月7日に新発売となったこの商品、もちろん「だしを極めた」ことが売りなのですが、その目的は「おいしく塩分30％カット」。ダシの旨みを前面に出すことで塩味を薄くしてあるというわけですね。だから関西なのか…。

　食べてみますと、そのとおりですね。ダシ推しだから醤油ベースの味は薄いです。ああこれは塩分カットしてあるなあということが如実にわかりますし、何よりかつお節と昆布だしを効かせた「関西風」ですから、いつも東のどん兵衛を食べているエリアとしてはその違いを大いに感じます。

　そして麺は「小麦粉の風味が豊かでコシとつるみのある食感が特長のノンフライうどん」確かに麺のしっかり感はよく出ていますし、「つるみ」ですか、表面のつるつる感は大いにありますね。それが味の薄さをより際立たせている印象もありました。

　味としては「おいしく減塩」「極みだし」であることは感じますし、そうだろうなとは思うのですが、やはりこれまで長年親しんできた「どん兵衛」かと言われるとそうじゃないですね。そうだ、どん兵衛なのにどん兵衛感が足りないことが一番の違和感かもしれない。

　だからといって新ブランドで売るのはリスクが高いでしょうし、この展開になったことは理解はできます。あと、これはわが家サイドのトチリではあることは百も承知で。チラシで見ると5食パックのように見えたらしく「3食しか入ってないなら安くないじゃん」。

　そもそも「関西風」と書いてあるので、味は…はい、納得です。今度は同じ極みだしの「鴨だしそば」の方を買ってみます。