ココイチが監修した豚南蛮のカレーそばその相性がとても気になる

カレーそばとはどんなものか

　エースコックが11月6日に発売した新商品「豚南蛮カレーそば」。鶏南蛮は聞いたことがありますが「豚南蛮」とは個性的な味だろうか？と思うと同時に、「カレーそば」というメニュー自体に若干の不安を覚えました。

　名古屋はねっとりとしたカレーうどんが名物ですし、そもそもこのカップ麺を監修しているカレーハウスCoCo壱番屋は名古屋近郊の会社です。しかも、名古屋圏は蕎麦を食べる機会が本当に乏しいエリアなので、これがカレーうどんだったらな…と思うほどに、カレーそばというもの自体に手を出す勇気が必要でした。

　とはいえ、カレーと豚の相性は抜群でしょうし、ココイチの味には舌が慣れているはずですから、どんなものか興味はあります。

　入っているのは粉末スープと、緑のネギが多めのかやくに「とび辛スパイス」。

これこそまさにココイチ監修の賜物ですね。ハウス食品から市販もされているので、おうちでココイチごっこも可能な時代になりました。

　さあできあがりました。思っていたよりもカレーの色が濃いといいますか、もっとココイチのカレーって薄い印象があったので意外でした。スパイスもまた色濃く。

　味ですが、カレーうどんとの違いがまずはっきりと感じられますね。そりゃそうですよね。最初からカレーそばだと言ってるのですから。

　スープには豚の旨みがしっかりと利いていますし、かつおだしと醤油香るスープは和風感をよく出しています。さらに角刃の麺というところがさっぱり感を出していますね。すごくライトに食べられます。

　ただ、とび辛スパイスを全部入れた割にはそこまで辛さはありませんでしたね。スープは全部飲み干すほどに美味しいですけれどもね。ただやっぱり、この味でカレーうどんが食べたかったかなあと思ってしまったり。