一平ちゃん夜店の焼うどん いなり寿司味…食べ慣れた味って言うけれど

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 カップ焼そばといえば「一平ちゃん」派なので、新しい一平ちゃんが発売されるといつも気になってしまうのですが、商品名からしてつっこみたくなる新製品が、5月14日に発売になりました。「一平ちゃん夜店の焼うどん いなり寿司味」です。

 一平ちゃんといえば、仕上げにマヨネーズをかけるのがアイデンティティ。いなり寿司味という味自体もそうですが、いつから「焼うどん」になったんだ。そして焼うどんにマヨネーズをかける…の?

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 具材には、いなり寿司味らしくおあげが。というか、おあげしか入ってないねこれ。そこに「液体ソース」「ふりかけ」そしていつものからしマヨネーズではなく、「寿司がり風味マヨ」

 寿司がり風味マヨ。ものすごい地雷臭のする名前です。デザインがバランになっているところが、粋だねえ。粋なのとおいしいかどうかは別ですが。

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 作ってみますと、「液体ソース」と書かれていた液体、ソース感よりも寿司感がすごい。ほんとに寿司っぽい。そしておそるおそる「寿司がり風味マヨ」をかけると、確かに香りはそれっぽくなりました。

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 食べてみますと、あ、思ったよりは大丈夫。いなり寿司っぽい味です。でもちょっと酸味が強いといいますか、もうちょっといなり寿司って甘くない?

 パッケージに「食べ慣れた味が焼うどんになりました」とあるのですが、これ、東京のいなり寿司の味じゃない?食べ慣れた味なのは、東京の人だけじゃない?

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 といいますのは、昨年、福岡のテレビ局・TVQの番組で、全国のいなり寿司のあげを製造しているオーケー食品工業の特集をしていまして、いなり寿司のあげって、北から南まで味の濃さも形も全然違うんですって。それを研究して、地域ごとにまったく別物を出荷しているとのことでした。

 オーケー食品工業のサイトには、全国のいなり寿司の違いを紹介した特設ページもあったりします。

 「食べ慣れた味が焼うどんになりました」

 この一言、ちょっとハードルあげちゃってたね。いなり寿司ってのは、地域ごとに食べなれてる味が違うもんなんだなーって、改めて思いました。

明星 一平ちゃん夜店の焼うどんいなり寿司味 117g×12個入り (1ケース)

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