名古屋テレビのCI迷走史?派手になるおまじない!ナヤゴビレテ

地味から一転、“個性派”へ

さて、日本テレビメイン、テレビ朝日とのクロスネットから、単独テレビ朝日系列になり、自社制作の全国ネット番組も少なく…だんだんと地味になってきた…。

前回そんな話を取り上げた、名古屋テレビなのですが、

この局はちょっとセンスが変わっているというか…

やけくそか、真剣になりすぎかのどちらかだと思うのですが、

はっきり言って超!個性的なんです。

かつてのロゴと社名の背景

私が幼少の頃、名古屋テレビはこんなマークでした。

東海テレビと似ており、特にこれと言って特徴の無い、ありがちなチャンネル11をマークにしたものだったのですが…

(参考に東海テレビのマーク…現役です)

さて、本題。私が名古屋テレビに対して抱いた「名古屋テレビって個性的なんだなぁ」です。

当時名古屋テレビは正式名称がでした。

これは開局当初の計画にFMラジオ兼営があり、そのため、名古屋テレビではなく名古屋放送という社名にしたそうです。

しかし、エフエム愛知が開局し、その夢が崩れてしまったので、既に浸透していた呼び名を社名にする事になったようです。

正式社名が変更になることは、視聴者には関係がありません。

視聴者的には名古屋テレビ⇒名古屋テレビなんですから。

1987年、CI導入でイメージ刷新へ

名古屋テレビはここで大きくイメージアップを図ろうとします。

この、1987(S62)年4月1日の社名変更と同時に名古屋テレビはCIを導入したのです。

チャンネル「11」と名古屋の「N」をモチーフにしたロゴ。

当時の業界誌での評価は、
「名古屋の人はこのマークをカッコイイと思うのだろうか」
と言われていました。

衝撃のアルファベット表記

そして極めつけはこれ、名称表示をにしたのです。

制作著作表示も

ニュースの素材提供も

ネットワーククレジットも

ローカル番組は、ニュースも全て統一。ニュースのセットにもこのが入っていた。

当時はかなり斬新だった。

う~ん。個性的…

全国ネットで“浮く”問題

それを一番感じたのは、全国ネットの番組で、テレビ朝日が「」テロップを出したときだった。

「この番組は…
静岡けんみんテレビ--近畿放送-テレビ和歌山…以上のネットワークでお送りします。」

浮いてる!浮いてるよ!

絶対全国の視聴者は何あれ?「?」と思っているに違いない…と思ってました。

なぜ、あの、名古屋が!?

タモリさんが名古屋をネタでバカにしていたこともあり、名古屋はダサイというイメージも全国的にあったと思います。Hokkaido TVやTV Asahiとかなら違和感はなかったかもとも思うのですが。

このアルファベット表記は、どうなんだろうか。

私は中学生でしたが、このテロップを見るたび、「やっぱり名古屋はダサい」とか思われているのだろうか…と思ってしまい、名古屋人として、勝手に恥ずかしくなったのでした。

結局、表記はどうなったのか

そしてしばらく経って、局もそう思ったのか、という表記にしたのでありました。

(実際は一応、最初からアルファベット表記と併用だったんですけどね)

それでも止まらない“個性路線”

しかし、名古屋テレビはくじけなかった。

またまたCIを導入し、今度はカタカナ表記へ!

しかもキャッチフレーズは、

「おまじない!ナヤゴビレテ!」

もうわからん。この局のやる事はもうわからん。

その後の変化

その後、キャッチフレーズだけは変更され、
「笑顔に逢いたい!ナゴヤテレビ」
になりましたが、

未だにカタカナです…。

結論:普通でいいのでは?

どれが一番いいと思いますか?

私は普通でいいと思う。これが一番いいと思う。

やっぱりやけくそか、真剣になりすぎかのどちらかだと思う。

これからのナゴヤテレビ

これからどこへ行くのか…

ナゴヤテレビ…とっても気になります。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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