東海ラジオが、この春から使用する新しいキャッチコピーを発表しました。それが、
「元気あげる、東海ラジオ」
今回はリスナー公募(懸賞金付き)によって決定されたとのこと。まさにリスナー参加型のラジオらしい決め方です。
「元気あげる」がしっくりくる理由
確かに東海ラジオの番組は、聞いていると自然と元気になる空気があります。特に平日午後の人気番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」は、その代表格でしょう。
名古屋弁トークの奥にある“応援メッセージ”
この番組は、名古屋弁のマシンガントークや軽妙な掛け合い、時には罵り合いのようなやりとりが注目されがちですが、
本当の魅力は、人生経験からにじみ出る“応援の言葉”にあります。
宮地さん、神野さんのトークの中には、
「頑張れ」と直接言わなくても、背中を押してくれる空気
がしっかり存在しています。しかも、それが説教くさくない。ここがポイントです。もちろん、ただ聞いていても面白いんですけどね。
笑いに変える“人生の重み”
お二人とも、これまで決して平坦とは言えない人生を歩んできたことが、話の端々から伝わってきます。本来なら重くなりがちなエピソードも、笑い話として昇華してしまう強さがある。そこから感じるのは、
「つらいことがあっても、笑い飛ばして前に進もう」
というメッセージです。
中でも印象的な言葉がこちら。
「人生何度でもスタートライン引きなおしゃえーがや。」
この一言に、番組の本質が詰まっている気がします。
聴取率トップ番組が支える存在感
この「聞いてみや~ち」は、名古屋圏ラジオの全番組の中で聴取率トップを維持し続けている人気番組です。その影響力は大きく、同時間帯の他局にも変化をもたらしています。
- ライバル局はローカル色を弱める編成へ
- 一部コミュニティFMは放送を休止するほど
それほどまでに圧倒的な存在感を持っているのです。
歴代キャッチコピーと東海ラジオらしさ
これまでの東海ラジオのキャッチコピーを振り返ると、
- 「ラジオ、チャチャッチャ!東海ラジオ」
- 「ラジオとラブラブ、東海ラジオ」
など、親しみやすさを重視したものが多く見られます。それぞれ複数年ずつ使われてきました。
そして直近では社歌から引用された、
「トップ東海、東海ラジオ」
というフレーズも使われていました。
“トップ”ではなく“元気”を選んだ理由
ただし、全日聴取率では他局に及ばない状況もあり、「トップ」を掲げ続けることへの難しさもあったはずです。そんな中で今回選ばれたのが、「元気あげる、東海ラジオ」という言葉。
これは、数字ではないものを重視したメッセージとも言えるのではないでしょうか。
まとめ:東海ラジオは“追う側”の強さで輝く
今回のキャッチコピーは、東海ラジオらしさをそのまま言葉にしたものだと感じます。無理に「No.1」を掲げるのではなく、リスナーに元気を届けることに軸を置く姿勢こそが、この局の魅力です。それが番組にもキャッチコピーにも表れているのではないでしょうか。
これからも、聞くだけで前向きになれるような番組づくりに期待したいところです。



コメント