アナウンサー復活!?テレ東系の改編とあのアナウンサーの再始動の衝撃

先日、こんな情報を目にしました。「テレビ東京系列のテレビ北海道が、4月から新しいローカルニュース番組をスタートします。月曜から金曜まで17時25分から55分の30分間です」

ローカルニュース枠拡大の裏側

まず驚いたのが、テレビ北海道がローカルニュース枠を倍増させたことです。

これまでは、17時から39分間テレビ東京からの「TXNニュースアイ」をネットし、そのあと55分までの16分間を「TVh道新ニュースアイ」としていました。(金曜のみは25分からの30分間)

3月の時点で、テレビ東京系列5局のうち、3局がこの形で、先述のとおりテレビ北海道は17:39から「TVh道新ニュースアイ(16分)」、テレビ大阪が17:39から「イブニングサテライト(21分)」、TVQ九州放送が17:40から「ニュースアイ福岡(20分)」となっており、残る2局は、テレビ愛知が17:25からテレビ愛知製作の「ニュースアイ(30分)」、テレビせとうちが17:24から「TSCナイス5(31分)」となっていました。

  • 途中でローカルに切り替える局(39分)
  • 早めに切り替える局(24分)

という2つのパターンが存在していました。

テレビ東京の“意外な決断”

ところがこの春、テレビ東京が大きな決断を下します。

「TXNニュースアイ」を25分番組へ短縮

17:25以降の枠は、アニメなどへ転換されることになりました。どうやら、年末に試験的に放送したと思われる、17:25からのアニメの再放送が、結構視聴率良かったようで、17:25からの枠を、アニメなどに変更することになったのです。

各局の対応と明暗

この変更により、特に影響を受けたのが39分までネットしていた局です。

そこで私は、この動きに注目していたのですが、結果がでました。まず福岡のTVQ九州放送は、17:25から「ニュースアイ福岡」を現状維持で20分間17:45まで放送。テレビ大阪は17:25から「イブニングサテライト」を4分拡大し25分間17:50まで放送。そしてテレビ北海道は、17:25から新番組「おばんでスタ!」を、今までのほぼ倍の14分拡大し、17:55まで放送します。今まで一番ローカルの少なかった北海道が、一躍トップになったのです。

特にテレビ北海道は、

ローカルニュース量が最下位から一気にトップへ

という劇的な変化を遂げました。

一方で縮小した局も

そして意外な動きもありました。テレビ愛知とテレビせとうちは、もともと17:24までしか「TXNニュースアイ」をネットしていなかったので、現状維持となるかと思いきや、テレビせとうちが「TSCナイス5」を終了し、「せとうちニュースアイ」をスタートさせることになったのですが、なんと放送時間が17分(金曜は今までどおり)。今までのほぼ半分です。今までトップだったせとうちが一転、一番ローカル枠の短い放送局になってしまいました。

しかも穴埋めはアニメの再放送などです。しかしよく考えると、テレビせとうちは、テレビ東京の報道経費節減路線を踏襲したという点で、ひょっとしたら一番忠実なネット局かもしれません。

なお、比較するとこうなります。

  • 1位:テレビ北海道・テレビ愛知(30分)
  • 3位:テレビ大阪(25分)
  • 4位:TVQ九州放送(20分)
  • 5位:テレビせとうち(17分)
  • 最下位:テレビ東京(0分)

そして最大の話題「アナ復活」

そんな中、もう一つ驚きのニュースがありました。テレビ北海道の新番組「おばんでスタ!」のキャスターに、大藤晋司さんの名前があったのです。それって「大藤ちゃんネル350」の大藤さん!?

他系列の他局で“復帰”という衝撃

そうなんです。中京テレビの元アナウンサー大藤晋司さんが移籍されるんです。

中京テレビでは、2001年7月にスポーツ部へ異動されて以来、すっかり画面でお見かけしなくなりましたが、アナウンサーとして復帰されるんですね!来年、日本ハムファイターズが札幌へ本拠地を移すこの時期。日本テレビの「巨人×中日」戦中継にて、当時中京テレビローカルで、副音声でやっていた「ドラゴンズ応援放送」も担当していた大藤アナですから、野球を実況されるのかもしれませんね。

でも、夕方ニュースのメインキャスターってことは、実況できない気もするのですが…。そう考えると、野球のために移籍というわけではないかもしれないですね。それとも「おばんでスタ!」は1年限定!?

他局でも続く“アナの転機”

ダイエーホークスが福岡に本拠地を移し、それから熱心に中継をしてきたのは、TVQ九州放送です。それにより、最後発で馴染みの薄かったTVQ九州放送は、視聴率も上がり、地元からの支持も強くなりました。テレビ北海道もこれを機会に、日本ハム戦中継で一段と飛躍できるといいですね

TVQ九州放送の中心人物がフリーへ

そんなTVQ九州放送のダイエー戦中継を支えてきたのが、現在アナウンス部長兼スポーツ部長の、川上政行アナウンサーです。ところが。なんと川上アナが、この春からフリーになるというではありませんか。しかも既に同じ福岡のライバル局、RKB毎日放送での番組が決まっているとか…。一時期はTVQ九州放送の年間野球中継、全試合の実況をされていたこともあったくらいですから、TVQ九州放送にとっては痛いでしょうね。

テレビ東京のベテランも現場離脱

またテレビ東京では、長年現役アナウンサーで、現在は「オープニングベル」でキャスターを務める、榎田卓央さんが異動でアナウンサーから離れられるということで、画面でお見かけすることはなくなりそうです。「ニュースTHIS EVENING」「ニュースワイド11」これらのニュース番組をかつてはよく見ていましたから、寂しいですね。でも、新しい部署でも頑張っていただきたいと思います。

アナウンサーって会社員ですものね。異動を命ぜられれば、机に向かう仕事に変わったり、営業部門になったりするのは当然ですよね。でも「なりたくて、なりたくて」なったという人が多い職業でもありますから、やはり転職してでもその仕事を続けたい。という大藤さんのような方は、新しい場所で、再び活躍されることも不可能ではないのですね。

ひょっとして榎田さんを近い将来他局でお見かけ…なんてことは無いですかね。

まとめ:アナウンサーは“会社員”であり“職人”

アナウンサーは会社員である以上、異動は避けられません。しかし同時に、「なりたくてなった職業」でもあります。

だからこそ、別の場所でも続けたいという意思が、新たな挑戦につながるのです。今回の大藤アナの復帰は、「場所が変わっても、再び花開くことはできる」という象徴的な出来事ではないでしょうか。

これからの時代は、どこでも通用する力を持つことがますます重要になります。

自分自身もそうありたい——そんなことを考えさせられるニュースでした。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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