愛知万博の収益見込み発表・剰余金の使途を検討へ

万博の収益についての話題です。20日に開かれた愛知県議会の特別委員会で、愛・地球博の剰余金について中村事務総長は、少なくとも60億円前後確保できるとの見通しを示しました。まだ会場施設の撤去費用
が確定していないため、剰余金も確定してはいないのですが、ゼネコンとの撤去費用交渉が妥結に向かっており、剰余金もある程度推定できるようになったとのことです。

同じ20日には、博覧会協会の「2005年日本国際博覧会基本理念継承発展検討委員会」の初会合が名古屋市内で開かれ、万博が発信したメッセージを後世に繋げることを基本として、愛知県や住民、経済界などの意見を聞いて、剰余金の使途を検討することを確認しました。使途については来年3月末までに決定する方針です。

（メルマガ第109号より）