マジックアワーに中日ビルの屋上広場で変わりゆく栄を眺める

中日ビル屋上広場

今年(2024年)4月23日にグランドオープンした「中日ビル」7階に設けられた「屋上広場」に日没直後の時間に行ってみました。南北に広がる久屋大通公園を一望でき、建設中のビルが目の前にそびえます。

かつての中日ビルの高さ

新たに生まれ変わった中日ビルの高さは158メートルで33階建てなのですが、7階までの低層階はかつての中日ビルを思い起こさせる形状となっていまして、その7階に無料で自由に入場することができる「屋上広場」があります。

かつての回転レストラン景色

前の中日ビルには「回転展望レストラン『ばるーん』」がありましたよね。ちょうどその高さにありますから、かつて回転しながら見た栄の風景を再び見ることができます。

名古屋栄三越のあるオリエンタルビルや、松坂屋名古屋店が変わらぬ姿をしている一方で、Hisaya-odori Parkは都会的でまるで別の街のようです。

MIRAI TOWERよりも高いビルが建設中

そして大きく目に飛び込んでくるのは、かつての栄広場に建設されている「ザ・ランドマーク名古屋栄」です。2026年(令和8年)に開業予定で、高さはなんと211メートル。中部電力MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔)よりも30メートル以上高くなります。

かつてはテレビ塔の放送電波を邪魔する高い建物をたてることができなかったわけですが、もう今は放送電波を出していませんから、実現できるということですね。

戦後は「白い街」と呼ばれる街が形成され、平成は「デザイン都市」の顔として姿を変えた栄。令和の姿に少しずつ変わりつつあります。

放送電波を発射するという役目を終え、一時期は存廃問題がとりざたされ、ひょっとしたら無くなってしまうかもしれないといわれた名古屋テレビ塔。子どもの頃からテレビ塔にはよく訪れていましたので、「MIRAI TOWER」としてずっと残り続けていることがうれしいです。

名古屋テレビ塔クロニクル2: ミライタワーの未来名古屋テレビ塔クロニクル2: ミライタワーの未来

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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