
コーナー概要
岐阜県中濃地区の地上波FMラジオ局「FMらら」で私TOPPYが火曜日の夕方にお送りしている「カモトピ」では、これまでテレビやラジオなどで「聴いたことあるなあ~」という楽曲をテーマごとにご紹介するコーナー「どこかで聴いたSONG」をお届けしています。
2026年7月21日の放送では、
「テレビの旅番組のテーマ曲特集」
をお送りしました。
夏休みやお盆休みなど、旅行の予定を立てる方も多い季節。テレビにはこれまで、さまざまな旅番組が登場し、そのテーマ曲を聴くだけで美しい風景や旅先の空気を思い出すような名曲が数多く生まれてきました。
今回は、昭和から令和まで長く愛されてきた紀行番組や旅番組のテーマ曲を通して、日本のテレビ旅番組の歴史を振り返りました。
放送楽曲
新日本紀行(NHK)
冨田勲さん「♪新日本紀行」
まずは、昭和の紀行番組を代表する名番組、NHK「新日本紀行」からです。1963年、昭和38年10月に放送が始まり、18年半にわたって続いた番組でした。
日本各地の風景、人々の暮らし、地域の文化を丁寧に記録した番組で、まさに「日本を旅する」という言葉がぴったりの番組でした。
冨田勲さんが作曲したテーマ曲は、壮大さの中にもどこか哀愁があり、イントロを聴くだけで、山間の集落や海辺の町など、日本の原風景が浮かんでくるような楽曲です。
ふるさと紀行(東海テレビ)
藤掛廣幸さん「♪ふるさと紀行」
「新日本紀行」よりも前から放送されていた、東海テレビの紀行番組です。
名鉄グループ提供で全国各地にネットされ、1963年から2007年まで、なんと44年間続いた長寿番組でした。
現在聴くことができる音源は放送当時とは少しアレンジが異なりますが、この印象的なメロディを覚えている方も多いのではないでしょうか。
遠くへ行きたい(日本テレビ)
ダ・カーポ「♪遠くへ行きたい」
現在も続く、日本テレビの長寿旅番組「遠くへ行きたい」のテーマ曲です。もともとは国鉄の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンの一環としてスタートした番組で、長い間、国鉄やJRグループが提供していました。
テーマ曲は、デューク・エイセスや永六輔さんなど、時代ごとにさまざまな歌手へ歌い継がれてきました。現在は森山直太朗さんが担当しています。
世界の車窓から(テレビ朝日)
溝口肇さん「♪世界の車窓から」
1987年、昭和62年にスタートした、富士通提供のミニ紀行番組です。鉄道で世界各地を旅する映像が印象的な番組です。
かつては「ニュースステーション」や「報道ステーション」の放送後に流れていたため、夜の時間帯にこの音楽を聴いたという方も多いのではないでしょうか。
この地方では放送が終了しましたが、関東地区のテレビ朝日など一部地域では現在も放送が続いています。
短い時間の中で、まるで本当に海外の列車に乗っているような気分にさせてくれる番組でした。
世界ウルルン滞在記(毎日放送)
手使海ユトロさん「♪風たちとの出逢い~メインテーマ~」
「アフリカで驚きの民族にであったあー」といった感じの下条アトムさんの独特なナレーションも印象に残っていますね。
俳優やタレントが世界各地を訪れ、現地の家庭でホームステイをするというスタイルで、単なる観光ではなく、その土地の文化や人との交流を描いた番組でした。
普段なかなか行くことのできない場所で、出演者が戸惑いながらも現地の生活に溶け込んでいく姿が、多くの視聴者の心をつかみました。
いい旅・夢気分(テレビ東京)
カーペンターズ「♪青春の輝き」
一般的な旅番組では、限られた時間の中で多くの場所を紹介するため、どうしても慌ただしいロケになりがちです。
しかし「いい旅・夢気分」は、本当に友人同士が旅行を楽しんでいるような自然な雰囲気で撮影していたとのことで、実際に出演したタレントの間でも、「本当にゆったり旅ができる番組」と評判だったそうです。
温泉、食事、景色、人とのふれあい。旅の楽しさをそのまま伝えるスタイルは、多くの人に愛されました。
出川哲朗の充電させてもらえませんか?(テレビ東京)
奥田民生さん「♪さすらい」
現在も放送中のテレビ東京の番組です。
「充電バイクで日本各地を巡る」というシンプルな設定ながら、出川哲朗さんと一般の方々とのふれあい、そして充電が切れてしまうというハプニング要素が組み合わさり、独自のスタイルを確立しました。
テレビ東京が得意としてきた「旅」と、「予定通りにいかない面白さ」を組み合わせた番組で、ゲーム性もあり、これまでの旅番組とはまた違う魅力があります。
今回の特集を振り返って
昭和の紀行番組では、日本各地の暮らしや風景をじっくり伝え、平成以降は海外旅行や温泉、グルメ、人との交流など、旅の楽しみ方そのものが広がっていきました。
そして現在では、出川哲朗さんの番組のように、予定調和ではない出会いやハプニングを楽しむ旅番組も人気となっています。
今回紹介した曲を聴いて、過去にテレビで見た風景や、自分自身の旅の思い出がよみがえったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
番組のサイトはこちらから。楽曲以外の部分はポッドキャストで放送後1か月程度配信しています。



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