ソフトバンクから最後のお願い

写真：2G→3Gキャンペーン（ソフトバンク）

私のケータイには、いまだに「vodafone」というロゴが入っています。思えば大学生の頃、それまではNTT DoCoMoのケータイを使っていたのですが、ショートメールがあまりにも不便で、メールを送受信するたびに、

結構な通話料を取られることに不満を抱いていたところに現れたのが、東海デジタルホンの「スカイメール」サービスでした。スカイメールサービスのあまりの充実ぶりと料金の安さ、さらに当時、猿投の山奥にあったバイト先では、ドコモの電波がギリギリであったのに対し、デジタルホンの基地局誘致に成功し、デジタルホンだけがアンテナ3本ということもあり、すぐにデジタルホンに乗り換えたことを覚えています。

デンソーのまめぞうを気に入り、相方と一緒にまめぞうシリーズを長く使っていましたが、そんなまめぞうも、デンソーのケータイも、すっかり過去帳入りとなってしまいました。

東海デジタルホンはJ-PHONEとなり、その後vodafone、ソフトバンクへと至るわけですが、相方は早々に3G（第3世代携帯電話サービス）に乗り換えたのに対し、私はずっと、その頃のまま、2G（第2世代携帯電話サービス）を使い続けてきました。

だって、東海デジタルホンの頃の「ロングウェイサポート」と「トークパック」の併用は、あり得ない料金の安さだったので、ずっとその料金で使い続けたかったからです。

しかしです。その2Gサービスも2010(H22)年の3月末をもって終了。ソフトバンクからは、電話とメールそしてDMで、3Gへの切り替えを何度も迫られていました。「第3世代携帯電話機お取り替えキャンペーン」として、1月31日までに変更していただければ…と何度もお知らせがありました。

でもね。この1月31日までというのがずっとひっかかっていて、なんで3月末じゃないの？って。そしたら案の定。2月に入ったら3月末までの「2G→3Gキャンペーン」に変わって、以前よりも無料機種が豊富に！お父さんグッズが豪華に！さらに紹介した人にまでお父さんグッズが！というわけで…2G終了時までのキャンペーンを見届けたところで、

あの大学生の頃に加入し、足掛け13年に渡って利用してきた、東海デジタルホンの2G料金プランにお別れして、3Gへと移行してきました。