日本初のコンビニ・ココストアが目指す未来

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写真:ココストア丸喜屋店(名古屋・名東区)

名古屋でローカル色の強いコンビニエンスストアといえば、サークルKとココストアですけれども、この2つのお店は、とても対照的な展開をしています。ユニー系のサークルKは、サンクスと一緒になり、ガリバーになることを目指しています。一方、個人商店であった酒屋さんを活性化し、

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応援することが目的のココストアは、コンビニに付加価値を加え、独自の新しい業態創造を目指しています。そんな、ココストアの象徴ともいえる、個人酒店からコンビニに、そして今回、新しい業態へと進化を遂げて、今日オープンする店舗があると聞き、さっそく行ってきました。

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地下鉄東山線・本郷駅南側にあるココストア丸喜屋店。このお店も、かつては酒店だったお店がコンビニへと変わったものです。駅前ということもあり、通勤客の利用が多いところで今回、リニューアルオープンに際して、さらに「COCO DE COOK(ココデクック)」という、ココストアが取り組む、店内調理を導入、

そして、イートインが可能な、カウンタースペースも導入され、そこではレンジなども自由に利用することができ、スマートに軽食を摂ることができるように配慮されています。

この日はオープンということもあり、店内は多くの人でにぎわっていました。

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本郷駅は、改札口外にパン屋さんがあるので、ライバルもいますが、私のようなコーヒー好きに嬉しいのが、今回このココストアには、注文してからドリップする、コーヒーそして紅茶がすぐにいただけるシステムが導入されている点で、これがおいしくてビックリしました。

朝の忙しい通勤時間に、暖かいパンとドリップしたてのコーヒーを、店内のカウンターでさっといただける…、これはいいですね。

さて、このココストアなのですが、ココストアでは史上初めて、店舗内外照明のLED化を果たしていて、消費電力をこれまでに比べて約6割も削減できているのだそうです。まさに、最先端のココストア店舗ですね。

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私たちは、コーヒーやおにぎりや、海苔巻きなんかを買い込んで、近くの明徳公園でピクニック気分をすることにしてみました。おにぎりやコーヒーなどが、オープン記念特価になっていただけでなく、オープン記念にサービスでガムもいただいちゃいました。

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空気は冷たかったですが、暖かい日差しの降り注ぐ、明徳公園の池のほとりで、気持ちよさそうに寝転ぶネコを見ながら、いただきます。

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今回は、地下鉄の駅前店舗で、さらに、リニューアルオープン当日ということで、すごい賑わいを見せていましたが、ココストアそのものを取り囲む状況は、けっして楽観できる状況ではありません。

サークルKの勢力の強さはもちろんのこと、かつては名古屋には店舗が存在しなかったコンビニ最大手、セブンイレブンが2002(H14)年7月に愛知県にやってきて以来、名古屋はコンビニ戦国時代となっています。

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そんななかで、諸説ありますが1971(S46)年7月に「日本初のコンビニ」として、愛知を発祥の地とし、さらには、個人商店の発展形として生れたココストアが、他のコンビニに無い特徴を次々と導入し、差別化を図り、生き残りをかけています。地元大好き名古屋っ子として、これからも応援していきたいものです。

コンビニからアジアを覗く

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