写真：三重テレビ放送（三重・津市）
今年も、三重県の市町対抗駅伝の季節がやってきましたね。三重県の市町対抗駅伝は、愛知駅伝ように公園内をグルグル走るのとは違って、公道をずっと走るわけです。ですので、
それを中継しようということになると、なかなか大変なことになります。公園をグルグル走る愛知駅伝でさえ、東海テレビ単独では中継できず、系列他局に応援を依頼しているくらいですから、公道を走る駅伝を中継となると、系列局でなく、応援を簡単に依頼することのできない独立U局にとっては、そう簡単には、実現できるものではないでしょう…。
そのためか、第1回大会では、録画ダイジェストを後日放送といういかにも三重テレビらしい対応となっていたのですが、やはり、郷土愛をもってテレビで応援したいという思いが強かったのでしょう。
昨年の第3回大会では、午前中に一部生中継を行い、当日の夜に完全版を放送、というスタイルになりました。一部生中継は、お天気カメラを駆使したり、携帯電話にて映像を送るFOMA中継を駆使して、なんとか、選手たちの姿を追っている…という感じの、
いかにも三重テレビらしい、ツッコミところ満載の内容になっていまして、さらには、なぜかノーCM。しかも尻切れという、完全にパイロット版的な印象だったのですが、当日夜の完全版は、独立U局とはとても思えない、いや、系列局でも基幹局レベルのハイクオリティな仕上がりとなっていて、その午前中の生中継とのギャップに驚かされました。
そして、今年です。なんと今年は、きっと三重テレビ史上初、いや、独立U局史上初（？）かもしれない、駅伝の完全生中継の実施に、三重テレビが挑みます。放送は、
20日
午前8時45分～11時40分が「完全生中継」
午後8時00分～10時45分が「スタジオ生放送」
ということになっています。夜の放送は、これまでどおり、JAバンク提供で、昨年同様、ハイクオリティなものになるかと思いますが、やはり注目は「完全生中継」のほうです。昨年のように、お天気カメラ＆FOMA中継で、だましだましゴールまで繋ぐのか、それともまさかの、基幹局もビックリの、ハイクオリティな完全生中継となるのか…。
どちらにしろ、2011年2月20日は、三重テレビにとって一つの大きな節目となる一日になりそうです。
エムっとスマイル～エムっとくん♪イェイ♪
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