名古屋の商店街を探求する小冊子「ナミコシ」登場

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写真:ナミコシ-なごやZINE-1「オカイモノハ円頓寺商店街で」(現在工房)

以前から交流のあります、名古屋を拠点に活動されている、イラスト作家のHato服部元郎さんがこのたび、毎号、名古屋の商店街を深く、深く掘り下げる小冊子「ナミコシ」を発刊されましたので、ご紹介させていただきたいと思います。

そのディープな取材はハンパなものではありません。今回、創刊号で特集されたのは「円頓寺商店街」。

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名古屋城が築城された頃から形成されたといわれる円頓寺商店街。江戸時代からの町並み、大正から昭和にかけての建物、時代の波によって、少しずつ姿を変えつつはあるも、今も様々な時代の面影を体感することができる、魅力を一言では言い表すことのできない商店街です。

その円頓寺商店街を、とことん取材され、実際に多くの方のお話を収集し、イラストを交えて、フルカラーで24ページに渡って、情緒豊かに紹介されています。

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冊子片手に散策ができるようにと、イラストによる円頓寺エリアマップも掲載されているだけでなく、さらに、昭和30年代後半のマップも描かれており、円頓寺の今昔を感じながらの街あるきに、持って来いです。

私の場合は、街あるきで体感した空気、風景を切り取って、面白おかしく文章にすることを商売としているのですが、この冊子は、全く違う切り口となっています。

読み応えもあり、ガイドブックにもなるという、とても重宝な一冊になることと思います。売価は税込500円で、現在工房のサイトからお買い求めになれるほか、ちくさ正文館本店、リブロ名古屋(名古屋パルコ東館4F)などの書店で販売されているとのことです。

次号は、12月に「大須商店街」の特集で発刊されるそうです。ぜひ、ナミコシを片手に、商店街を歩いてみてはいかがでしょうか。

現在工房

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