今回の「時を紡いで」は「伊勢神宮 杜の二千年」

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写真:皇大神宮(内宮)

三重テレビが元日に毎年放送している、伊勢神宮の式年遷宮をじっくりと追いかけて丁寧に描くシリーズ「時を紡いで」。シリーズ第7作となる今回は、「伊勢神宮 杜の二千年」と題し、

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神宮の内宮の背後に広がる、「神宮林」と呼ばれる約5,500ヘクタールの杜の歴史と神秘に迫るとのこと。式年遷宮とは、20年に一度、神宮の社殿や鳥居、橋などを造り替えるもので、伝統的な作りなのに常に新しい、そして永久に滅びないという「常若(とこわか)」の精神を引き継いで行くとともに、造り替えることで技術を伝承する意味も併せもつものです。

神宮の背後に広がる神宮林は、その遷宮の際に必要な木材を供給する杜だったのですが、木々が遷宮に使えるような木材になるまでには、軽く100年を越える時が必要であり、次第に神宮林だけでは木材を調達できないようになります。

現在、遷宮に使われる御用材は、岐阜県や長野県にある旧神宮備林からのものが大半を占めるようになっています。20年に一度、式年遷宮を行うためには、さらにもっと、長い目で、それこそ百年単位の時間から見た、杜の育成が必要なのです。

ひとりの人間の生死という時間軸からは、考えられないほどのスケールの時間と向き合い、杜の造営に携わる人々。人々の神宮の杜への思いが、美しい映像とともに描かれることでしょう。伊勢神宮に初詣へと出かける前に見ることで、参拝の感慨は何倍にも大きくなることは間違いありません。

「時を紡いで~伊勢神宮 杜の二千年」は三重テレビ発の9局ネットで放送となります。

[三重・愛知]三重テレビ放送 1/1 18:00~18:55

[群馬]群馬テレビ 1/1 6:30~7:25
[岐阜]ぎふチャン 1/1 7:00~7:55
[兵庫]サンテレビジョン 1/1 13:00~13:55
[京都・滋賀]KBS京都 1/1 14:00~14:55
[千葉]千葉テレビ放送 1/2 6:00~6:55
[神奈川]tvk 1/2 7:00~7:55
[和歌山]テレビ和歌山 1/2 7:00~7:55
[埼玉]テレビ埼玉 1/4 21:00~21:55

さらに三重テレビでは、
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写真:神宮徴古館

昨年放送されたシリーズ第6作「時を紡いで~美し国の宝~」も1/1 9:00~9:55に再放送されます。普段は、伊勢神宮の博物館である「神宮徴古館」でも、撤下品しか見られない美しい神宝、その神宝の数々が作られていく過程を、これまた丁寧にじっくりと見ることができます。神宝づくりに寄せる匠の思いとその素晴らしい技術、堪能できます。

三重テレビの一色アナウンサーが、ナレーションはもちろんのこと、ディレクターとしてきっと徹夜で作り上げ、さらには題字も自ら書き上げた渾身の作品。どちらも、見逃せません。

・時を紡いで~伊勢神宮 杜の二千年(三重テレビ放送)

これ、昔テレビCMで見て以来、ずっと気になってるビデオだわ。確か、野沢雅子さんが主役の声をあてていましたよね。…。見たくなって思わず買っちゃいました。

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