ご多分にもれず金環日食見ました

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写真:木曽川扶桑緑地公園(愛知・扶桑町)

この地方では932年ぶりに見られることとなった、21日(月)朝の金環日食。当日は、朝からテレビも日食一色で、特に、唯一の民放ローカルワイドである、メ~テレの「ドデスカ!」は、災害時などに使うような「L字画面」を使って、常時、日食の状況を伝えました。そこで、私もどこか空が見える場所で…と

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いうことで、木曽川河畔の扶桑緑地公園で、朝6時半から観察することにしました。本来、日食を写真に収めるのであれば、日食用フィルターを使う必要がありますが、コンパクトデジカメに、日食グラスをくっつけるという強行手段で、何とか撮影してみました。

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右上から太陽が欠け始め、6時45分には3分の1ほどに。

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7時20分、まるで三日月のように、太陽が月に隠されてきました。

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観測をしはじめて1時間。7時半になるとまるで「C」の文字のように細くなり、周囲は若干薄暗く、気のせいか肌寒く感じるほどに。

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7時31分。いよいよリングに。金環日食のはじまりです。

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7時32分。尾張北部は場所的に、均一な太さのわっかにはならないので、これが最も、真ん中の状態という感じでしょうか。

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あっという間に金環日食は終わり。7時33分、下からわっかが切れ始めます。

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わっかが切れるとあっという間、7時34分にはもう切れ間が。右から切れて、下で切れるんですね。月の動きを感じ取ることができました。

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部分日食はまだまだ続きます。

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8時5分になると、月はここまで移動。左下へと月は抜けていきます。金環日食そのものを見ることも、確かに興味深いのですけれども、これやって、太陽を追っかけて写真を撮ることで、太陽の動きから、地球が自転しているのだなあと実感でき、太陽と月と地球の位置関係を体感でき、それこそが、とてもダイナミックな体験と言えますね。

知多半島や三重県北部など、この地方でも、天気はバラバラで、見えた見えなかったの悲喜こもごもな状態だったようですね…。

ここ、尾張北部では、雲は若干出ていたものの、日食に雲がかかることなく、932年ぶりのショーを見ることができました。なのに、ある気象予報会社による当地のピンポイント予報が、その前後はずっと「はれ」だったのに、朝6時台と7時台だけ「くもり」になっていたのは、きっと、予防線だったんだろうなあ…と思わずにはいられませんでした。

「はれ」って予報して曇ったら苦情殺到だろうけど、「くもり」にしておけば、晴れて苦情を言う人はいませんものね。

本当はこういう、日食撮影用のフィルターを使わないといけないんですよね…。

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