ただし愛知は除く

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写真:松坂屋ストア

1日の日記で、スーパーのプライベートブランド(PB)商品について書きましたが、先日の中日新聞に、興味深い記事が載っていました。それは、あるスーパーがPB商品を、他のスーパーに供給するというもの。しかしそこには、大人の事情が…。

今回取り上げられたのは、

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岐阜県に本社を置くスーパー「バロー」が展開する、PBブランドの「Vセレクト」がJ・フロントリテイリング傘下の「ピーコックストア」へ供給されるというものです。すでに供給は始まっており、今月中に250品目と大きくその扱い幅を拡大します。

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このピーコックストアは、J・フロントリテイリングとして大丸と松坂屋が統合されたのを機に、大丸傘下のピーコックストアと、松坂屋傘下の松坂屋ストアが統合されて、ピーコックストアとなったものです。

既に会社は「ピーコックストア」に一本化されているのですが、「松坂屋ストア」ブランドはそのまま残されており、松坂屋ストアのレシートを見ますと、「ピーコックストア松坂屋ストア○○店」という扱いになっています。

しかし、松坂屋ストアの店頭のどこを見ても、「ピーコック」の文字はありません。同じように統合されて、エイデンや東海銀行の名が消えて行ったのとは対照的で、地域戦略を形だけでも続けている印象を受けます。

で、PB商品です。バローは、ピーコックストアにPB商品を提供しているものの、愛知県内の松坂屋ストア8店舗での販売はありません。それ以外での松坂屋ストアでは扱われます。名前だけでなく、こういったところでも、名古屋だけは別、ただし愛知は除く、になっています。

ひとつ気になるのは、バロー側の条件だったのか、それともピーコック側の配慮なのか…そこですね。

【続報】こちらの特設記事で詳報しております。

大丸は守ってくれた「松坂屋ストア」の店名が売却によって消滅
★とうとう消えた「松坂屋ストア」★大丸はその名を守ってくれていた?のに...★最後通牒を突きつけたのはあの大手流通だった 名古屋で圧倒的なブランド力を持ち「...

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大丸ピーコックといえばやっぱり、トイレットペーパーですよね。

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コメント

  1. 樋口正孝 より:

    バローも新規出店に積極的ですね、今度滋賀の米原への出店が決定しているようですし、今朝の新聞で京都にも出店を考えているとか載っていましたね。
    でも、勢いがあるときは新規出店もいいですが、ちょっと詰まってくると設備投資のツケが回ってきて厳しくなるそうですからね。
    (ソフトバンクでも、アメリカの通信会社を買収してシェアが大きくなるので株が上がるのかな?と思っていたら、投資の有利子負債も増えるという理由で、株価は逆に下がりましたよね)

  2. >樋口正孝さま コメントありがとうございます
    いよいよ、平和堂王国へと、
    バローも進出するわけですね…。
    ずっと拡大路線を続けているバローですが、
    確かに、今後どうなるのかは気になるところがありますね。
    PB商品もいいと思いますし、商品も接客も、
    今の品質を保ったままどこまで行けるか…ですね。

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