2013今年も見てきましたポケモン映画

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いよいよ公開となりました、この夏のポケモン映画、「神速(しんそく)のゲノセクト・ミュウツー覚醒」と「ピカチュウとイーブイ☆フレンズ」先週の土曜に公開されまして、例年どおり私たちは、公開後初の平日の朝イチにひっそりと劇場で見てきました。

今回、劇場にて、

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ニンテンドーDS用ゲームソフトポケットモンスターシリーズで受け取れるのは、「色違いの幻のポケモン・ゲノセクト」しっかり受け取ってきましたよー。

さて、映画の内容についてです。ネタバレは極力しないように書きますが、まだ映画を見ていない方で、事前情報が不要な方は見ないでくださいね。

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まずは前座(?)いや、短編の、「ピカチュウとイーブイ☆フレンズ」これまで、第4作だったかな、2001(H13)年の短編「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」以来ずっと短編の脚本を担当されていた、大橋志吉さんから、脚本が松井亜弥さんに代わり、随分と、前作までとは毛色の違う作品に仕上がっていました。

これまでの、ポケモン同士の関わりからのトラブルといったストーリーが核ではなく、ポケモンそれぞれの魅力を引き出す構成になっていて、このあたりは、イーブイとその進化形であるブイズ、合計9体の個性を表現していて、そこにミジュマルが絡んできて、性格をより一層わかりやすく表現し、最後は映像的な盛り上がりで一気に…という感じでした。

まさに子ども向けといいますか、特に女の子にはウケがいいかもしれませんね。ストーリーと別のところでは、それまでブイズのなかで、自分はブラッキー推しだったのですが、今回のイーブイフレンズで、懐っこいサンダースにとても好感をもてました。

また、マニューラ、いいですね。特にエンディングのあの笑顔、あれは反則です。全体的に、困ったポケモンもおらず、ほんわか、のほほん、かわいい、そんな作品で、しっかりブイズ推しになっていましたね~。

こういう作品もいいのですが、2003(H15)年の「おどるポケモンひみつ基地」みたいな、とにかくドタバタ、ドンガラガッシャーン的なのも、もう一度見てみたいですね。

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そしていよいよ本編「神速(しんそく)のゲノセクト・ミュウツー覚醒」なんといっても、ミュウツーの再登場ですからね。どのようにミュウツーを扱うのか、とても注目していました。

ミュウツーといえば、あの、全米にて日本映画全体で歴代トップ、いまだに抜かれることの無い圧倒的な興行収入成績を収めたポケモン映画第1作、1998(H10)年公開の「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」に登場したポケモンです。

人間に作られたポケモン、ポケモンはこの世界では生物、人間に作られた生物は、果たして何のために生きるのか、何のために生まれてきたのか、その視点を通して、自分自身の存在意義、命とは何かを考えさせるという普遍的なテーマであり、大人が思わず見入ってしまう、哲学的なストーリーで、私の心にも大きく影響を与えた作品です。

そのミュウツーが再び登場するというのですから、期待と、もうひとつ違う感情が、見る前に生まれたのは言うまでもありません。声も違い、また、公開前の監督のコメントで、そのミュウツーと今回のミュウツーは違うということでしたが、うん…それに振り回されてしまった感はありますかね。

ミュウツーと同じように、作られたわけではないけれども、3億年前の化石に命を吹き込まれ復活させられてしまったゲノセクト。その、似たような境遇にあるミュウツーとゲノセクトが、次第にわかりあいその生きる道を探る…わけなのですが、いや、ストーリーとしては、水ゲノセクトへの感情移入させるポイントもよかったですし思わずウルっと来る部分もあったのですが、やっぱり、ミュウツーです。

あまりにも存在感が大きすぎます。サトシたちがミュウツーをすんなり受け入れてしまう違和感も、ですが、ミュウツーは…難しいですよやっぱり。もっと、ミュウツーとゲノセクトの心の底での繋がり、赤いゲノセクトがなぜああなのか、サトシとの心の通いあい、このあたりがじっくり丁寧に描かれていたら、もう少し、赤いゲノセクトにも気持ちが入れ込めたかな…。

作品としては、私は好きなほうですが、だって…ミュウツーですものね。ネタバレせずに書くのはこれが限界です。映画をご覧になったポケモンファンの方、機会があったら、語り合いましょう!

おさらいで読むのもいいかもしれません。

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コメント

  1. チャン より:

    私はいきものがかりのファンなのですが、映画の主題歌「笑顔」、ポケモンファンから見てどうですか?

  2. >チャンさま コメントありがとうございます
    いきものがかり、よかったですよ~。
    イーブイの声もあてられてたのも、微笑ましかったです。

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