16年半ぶりの東海ラジオ

写真：東海ラジオの生放送用スタジオ

東海ラジオでこの秋、月曜から金曜の帯で放送される生ワイド番組が新たにスタートします。東海ラジオの帯の生ワイドといえば、「かにタク言ったもん勝ち」と「宮地佑紀生の聞いてみや～ち」。その両番組がスタートしたのが、今から16年半前。

朝と夕方の情報番組は別にして、東海ラジオが新たに帯のワイド番組をスタートさせるのは、実にそれ以来のこととなるのです。今、ラジオは「コスト削減」ばかりのなか、

これは東海ラジオの転機ですね。
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16年半前、東海ラジオにとってそれは大変革でした。それまでの東海ラジオの平日といえば、午前は「アマチンのラジオにおまかせ」午後は「ぶっつけワイド」と、日産ギャラリーからの「のりのりあふたぁぬ～ん」。

ラジオにおまかせは15年、ぶっつけワイドは18年半という長きに渡り放送されていた番組でした。東海ラジオは1997(H9)年の春にその両番組を終了させ、午前は「松原敬生のバラエティージャーナル」午後は「かにタク言ったもん勝ち」と日産ギャラリーからの「ラジオテリアPM3」夕方は「宮地佑紀生の聞いてみや～ち」とガラっと全ての番組が変わった、と言っていいほどのそれはまさに大変革だったのです。

しばらくして、日産ギャラリーからの番組は終了、1998(H10)秋には、かにタクが午前に移動し、聞いてみや～ちが午後へと移動、その後、かにタクの放送時間がじわじわと拡大しますが、このとき、ほぼ現在の体制となりました。

それから時は流れ。この秋、午前8時～10時という新しい枠で、帯の新番組がスタートします。それはまさに、その16年半前の大変革以来の帯の新番組、と言っても過言ではありません。番組名は、「矢野きよ実と山浦ひさし 太陽とバナナ」

矢野きよ実さんといえば、三重テレビ「スタジオAmie」名古屋テレビ「どですか！」そしてCBCラジオやFM AICHIなどで活躍され、この地方ではいろんな意味で知らない人はいない方ですが、実は、東海ラジオは今回初登場となります。そして山浦ひさしさんは、東海ラジオリスナーには説明不要でしょうけど、三重テレビ「タカトラ」の藤堂高虎役、東海テレビ「ぴーかんテレビ」の「吊りごろ吊られごろ」、テレビ愛知「山浦ひさしのトコトン！１スタ」などをはじめ、東海ラジオではもう数え切れないほどの番組を担当されていらっしゃいますよね。

このおふたりは、テレビ愛知の「3時のつボッ！」で、共演もされていらっしゃいましたから、きっと息の合った新番組となることと思います。あれ？3時のつボッ！って誰の番組だっけ？あれ？平日午前の名古屋のラジオといえば最高聴取率は誰だっけ？

なるほど。かつては、テレビ番組でメインパーソナリティのつボイノリオさんを一緒に盛り上げていた2人が、打倒つボイノリオさんでタッグを組むと、そういうことですね。
太陽とバナナ、16年半ぶりの東海ラジオの新機軸。楽しみです。