名古屋高速が全線開通ということは…

一方通行区間が中心部にドーンとあって、名鉄名古屋駅のホームと同じく、初見殺しとして、名古屋からよそ者を排除する一翼をになっている「名古屋高速」ですが、いよいよ全線開通になりましたね。

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最後に開通したのは、高速4号東海線「六番北~木場」既にその両側は開通しており、この間は一般道を通っても、最初の入場から1時間以内に再び乗っかれば、乗り継ぎが適用されてきましたが、それも終わりですね。

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1号楠線、2号東山線、3号大高線、4号東海線、5号万場線、6号清須線、11号小牧線、16号一宮線、そして特徴的な都心環状線。名古屋高速で最初に完成したのが、1979(S54)年、3号大高線の高辻~大高間。それから34年。

この六番北~木場の開通は2010(H22)年の予定だったのがずれ込んで、ようやくこの2013(H25)年11月23日(土・祝)午後3時の開通で、全線が開通となったわけです。

route

ここでひとつ思うことがあるのですが、同じ交通インフラでも、名古屋市の市営地下鉄は、夢物語かの計画がいくつもあるんですよね。桜通線について、西は七宝駅から東は豊明北駅を経由して豊田市まで。上飯田線は平安通駅から新栄町駅を通って丸田町駅まで。笹島駅から丸田町駅、星ヶ丘駅、高針橋駅を通って日進市まで繋がる東部線。戸田駅から楠町へと繋がる金山線。

こんなの、本当に実現するのか?と思いますが、計画があるために、地下鉄はいつまでも最終形態にはならないわけです。その一方で、この名古屋高速の全線開通。小牧線を美濃加茂まで延伸とか、一宮線を木曽川まで繋げるとか、無いか…。

しかし感慨深いですね。名古屋高速で結構難航したのは、2号東山線をめぐる地元住民との確執ですよね。当時、新聞にも大きく取り上げられていました。結果、東山線は本山市長の決断で、半地下になったんですよね。本山市長といえば、敬老パスを導入した市長。時代は大きく変わりましたが、今も本山市政の名残はずっとあり続けていますね。

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