今、何かと話題の美濃加茂市へ取材に行ってきました。美濃太田駅で列車を降りますと、観光案内所には「のうりん」のポスター。もう、美濃加茂市の覚悟は伝わってきます。これで行くんだ！という強い覚悟が。
で、美濃加茂市といったらやっぱり、憧れのアレですよね。「堂上蜂屋柿」堂上蜂屋柿とは、かつて朝廷や将軍にも献上されたという、高級な干し柿で、平安時代から伝わる干し柿の王様なんですね。
もうその味は評判でして、
木箱入りは3個で4,500円。一粒1,500円という高級品。しかも、生産数量も限られていまして、ふらっと行って買えるものでもないのですね。毎年年末の予約注文で売切れちゃうんですよ。なかなかハードルが高い堂上蜂屋柿。
でも、なんとかその味わいを、少しでも味わう方法は無いか…。すると！あるじゃないですか、堂上蜂屋柿を使ったスイーツが！「堂上蜂屋柿ふぃなんしぇ」です。フィナンシェとは、フランスのバターケーキで、しっとり上品なものです。
なんとそこに、堂上蜂屋柿の、生柿の粉末をイン！美濃加茂産のハツシモの米粉に、岐阜県産のはちみつ、そして白あんです。そんな、柿の粉末がちょこっと入ったくらいで、味わいなんか…と思ったらこれがびっくり。風味、いいわあ。
これは紅茶と一緒にいただくと最高。でもこれで、欲求が満たされるどころか、さらに増幅してしまいました。やっぱり、堂上蜂屋柿そのもの、食べてみたい！
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