南日本放送(MBC)のタイムテーブル（昭和63年）
鹿児島、富山、愛媛…そして東京
AMラジオ局がFMラジオでも聞けるようになる、「FM補完中継局」について、このブログではこれまでも何度か取り上げてきました。
「ＡＭラジオがＦＭでも聞けるように・周波数割当へ 」
「来春にはAMラジオ局がFMステレオで聞けるようになるかもしれない」
いよいよ、東京のAMラジオ3局に予備免許が交付され、愛媛県では実験が始まるなどの動きがあります。クリアなFMラジオの音声でAMラジオ局が聞けるようになる、とても待ち遠しいのですが、まだ、当地名古屋では動きがありません。
これまでの動きをまとめてみます。
7月16日
九州総合通信局から南日本放送（MBC）にFM補完中継局の予備免許「MBC鹿児島FM」92.8MHz 1kW ERP3.45kW 電波の型式F8E（＝ステレオ）本放送開始は平成27年3月頃 コールサインなし
8月19日
北陸総合通信局から北日本放送（KNB）にFM補完中継局の予備免許「KNB富山FM」90.2MHz 1kW ERP5.5kW 電波の型式F8E（＝ステレオ）本放送開始は平成26年12月頃 コールサインなし
8月24日
愛媛県の南海放送（RNB）がFM補完中継局の実験を開始。松山局(250W)と新居浜局(25W)の2ヶ所から91.7MHzで電波を発射。実験の予備免許は8月5日付で交付済。これは同一周波数で複数の電波を発射する同期放送の実験。
実験終了後、予備免許交付次第、11月3日より実際の中継局用の試験電波を発射開始、年内には本放送開始の予定。
9月3日
関東総合通信局より、TBSラジオ＆コミュニケーションズ、文化放送、ニッポン放送にFM補完中継局の予備免許交付。周波数はTBSが90.5MHz、文化が91.6MHz、ニッポンが93.0MHz。送信所は東京スカイツリー、出力は7kW本放送開始は平成27年春以降 コールサインなし
→実際の電波の強さを示すERP不明、エリア図発表なし
という状況になっています。東京の3局について、ERPの発表が無いことと、エリア図は各局が「イメージ図」を出しているだけで、実際の見込み図が出ていないところが、まだまだこれから調整を要するのではないかということを感じさせます。
この地方では、CBCラジオ、東海ラジオ用に92.9MHzと93.7MHz、ぎふチャンラジオ用に90.4MHzが割り当てられています。出力は？送信場所は？開始時期は？名古屋地区の予備免許付与が待たれます。
AM/FM/SW＜短波放送＞ポケットラジオ DMM-6128
コメント
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201410/14-1003/index.html
http://www.sony.jp/ic-recorder/products/ICZ-R250TV/index.html
ソニーも方針発表後としては初めての対応です。
あの評判の「ICZ-R51」の後継機となります。
ワンセグが付いていますから2万超えになりますか・・・
ワンセグ無しも出てこないかなぁ・・・
＞なっちっちさま コメントありがとうございます
95じゃなくて108まで対応なんですね。
確かにこれはちょっとお値段張りますね。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/shikoku/press/2014103103.html
http://www.rnb.co.jp/node/57179/index.html
こちらは、もう1ヶ月後に開局ですか。
もしかしたら、FM補完中継局(開局)第1号になるかもしれません。
追記
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/26/1017ho.html
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/01sotsu07_01000564.html
V-Lowにも新たに割り当てられましたので、周波数の逼迫が解消されたようですね。
再び、開局申請が増えるかも?
南海放送では試験電波の発射を今日、開始しました。
それに先駆けて、10月31日に予備免許が交付されました。
なお、ERPはFM愛媛のほぼ半分となります。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/shikoku/press/2014103103.html
http://www.rnb.co.jp/node/57179/index.html
また、北日本放送も10月27日に試験電波の発射を、開始しました。
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=5268
http://www.soumu.go.jp/soutsu/chugoku/hodo_2014/01sotsu08_01000272.html
今までの90MHzまでの範囲で申請されていたようです。
電波の形式はF8E、ステレオ放送になりますので、NHKとしては初めてのFM中継局のステレオ放送となりそうです。
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014110900006244
南日本放送でも試験電波の発射が始まったようです。