愛・地球博開幕から10年で思い出す「弁当持込騒動」
2018/08/26
建設中の愛・地球博
開幕前からレポートしてました
3月25日…といって思い出すのは、ちょうど10年前。2005(H17)年のこの日は、愛・地球博(愛知万博)の開幕日でした。トッピーネットでは、こっそりと2月頃から会場に入れさせていただいたりして、開幕前からこの万博については「開幕前レポート」として、開幕前に会場の全てを紹介するという、非公式ながらも地元サイトとして乗っかったりしたことを思い出します。
そして、開幕と同時にトッピーネットが一躍「拡散」される事態になったのが、弁当騒動でした。
愛・地球博弁当騒動
愛・地球博の弁当騒動とは、一切の「弁当持込禁止」な上に、入場口でそれが見つかった場合には、弁当没収に応じないと入場できないというものでした。どう考えても、中に入っている飲食店業者への配慮ではないか?中の飲食店はけっして安くない、「環境」がテーマの万博なのに、外食を強要?といろいろとネットで騒がれました。
ネットで騒がれた…とはいえ、まだまだ10年前はツイッターもFacebookも無い時代。巨大掲示板を中心に盛り上がり、この、弁当騒動に現場で抗議をしよう!という動きになったときに、注目されたのがトッピーネットでした。
1ヶ月前から指摘していた
トッピーネットでは、その「開幕前レポ」のなかで、2月24日にアップした「万博で食べる!買う!」に、
「弁当は食中毒のおそれがあるから持ち込み禁止」「テロ対策のために持ち込み禁止」
「手作りのお弁当を森で広げ、プラスティックの箸を持参し、ゴミを出さないというのが最もエコロジーな昼食だと思うのですが、自然の叡智をテーマにした万博にもかかわらずそれを許されません。外食を強制されます。」
「万が一、弁当を持ち込んでいるところが見つかってしまうと、たとえそれが愛情のこもったお母さんの手作り弁当だとしても、あの目つきの悪い緑色のモジャモジャに投げ捨てられ踏みつけられる可能性がありますので、お気をつけ下さい。 」
といった文章とともに、万博のマスコットキャラクターが弁当を踏みつけるイラストをアップしていたものですから、そこに注目が集まったんです。
鶴の一声が無かったら…
結果として、当時の首相の決断により、4月1日から「手作り」に限って弁当の持込が許可され、この騒動は幕をおろすのですが、ネット上では、私が描いたイラストでTシャツを作ってみんなで万博に行こう!なんて動きが、実際に動き始めていて、私としては戦々恐々だったので、ほっと胸をなでおろしたのでした。
本心ですよ。今と比べると、あの頃の「拡散」はちょっとダークでしたからね。実際に騒動が起きればよかったのに…!とは思ってません。
さて、トッピーネットでは現在でも「愛・地球博開幕前レポ」と「愛・地球博体感レポ」は残しておりますので、10年前にタイムスリップ!してみます?
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