ステビアが甘味料のコカ・コーラライフは注いだ時の泡がモコモコ

コカ・コーラ ライフ

　私は人工甘味料が入った飲み物が苦手です。その理由は、安全性とかそういうことではなくて、後味が苦手なんですよね。確かに、甘みはしっかり感じるのですが、どうも口の中に残る風味が、さっぱりしないといいますか。

　これが、人工甘味料の塊なんじゃないかという感じのミント菓子は、食べられる…どころか、手放せないので、人工甘味料そのものではなく、それが、飲み物として口に入ることが苦手…と自己分析しています。

　さて、そんな人工甘味料とは違う甘味料のコカ・コーラが出たというので、コーラ好きとしては早速買ってみました。

イメージは緑色・ステビアって…

　登場したのは「コカ・コーラ ライフ」。ライトではなくライフ。人生、生活…。果たしてどんな飲み物なのでしょうか。

　特徴としては、カロリーゼロの甘味料「ステビア」と砂糖を使い、コカ・コーラらしい味を、カロリーオフで実現したとのこと。

　あれ？ステビアって、聞いたことありますね。中学生の頃でしたかね。「ニューニューポカリスエット・ステビア」なんて商品があった記憶があります。

　確か、今から25年近く前ではないでしょうか。ステビアって、そんな昔からあったものなのに、コカ・コーラとしては新登場なのですね。

ステビアは自然由来

　ステビアは、そのカタカナの名前から人工的なものを想像してしまうかもしれませんが、そうではありません。ステビアとは植物で、その葉から抽出された甘味成分を、甘味料として使う、というわけです。

　なぜ、今、コカ・コーラなのかといいますと、2007(H19)年からコカ・コーラ社が食品会社とともに特許を取得して、甘味料としてのステビアを販売することになったから、なんですね。

　ただ、ステビアはその香りに個性がありすぎるといわれ、そこが、甘味料としての欠点ともいえるとか。では、飲んでみましょう。

泡がもっこもこなのはたまたま？

　まず、コップに注いでびっくりしたのは、コーラの泡がもっこもこな状態になったこと。氷を入れていたせいかもしれませんが、固形といったら言い過ぎですが、かなりの泡々状態でした。

　味、ですが。やっぱり、人工でなくても甘味料は甘味料ですね。しっかりと、風味や後味に独特な香りがします。カロリーを気にしていて、なおかつ、人工甘味料はちょっと…という方にはおすすめですが、私はやっぱりコーラ好きなので、カロリーが気になるなら、回数を減らしてでも、いつものコカ・コーラをいただきたいと思いました。

　炭酸飲料として悪くはないんですよ。ただ、コカ・コーラなのか？と言われると、やっぱり、コカ・コーラはあの、風味が魅力なわけで、そういう意味では、確かに、ステビアの風味が強く出ているのかもしれません。