銀座ハゲ天の天丼お弁当をいただきながら思う屋号のナゼ

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銀座ハゲ天名古屋名鉄店(名古屋・中村区)

季節の天ぷらを気軽に

 名駅に買物に行きますと、やっぱりデパートの地下でお弁当を買ってしまいます。帰ってから急いで晩ご飯を作るのも面倒ですし、何より、デパ地下のお弁当はどれも目移りしてしまうほどで、ちょっとした非日常な味わいを自宅で気軽に味わえるのが魅力ですよね。

 今回、選んだのは名鉄百貨店の地下に入っている「季節の天ぷら・銀座ハゲ天」です。もうね。東京コンプレックス、都会コンプレックス満載の自分としてはこの「銀座」という文字を見ただけで目がクラクラですよ。

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冬の天ぷらラインナップ

 ハゲ天の袋には、春夏秋冬それぞれの天ぷら素材がずらりと書かれています。

 冬は…。

 「巻海老・伊勢海老・かき・わかさぎ・貝柱・しゃこ・わたり蟹・ししゃも・ふきのとう・くわい・餅・百合根・芽きゃべつ・蓮根・ブロッコリー・八つ頭」

 まあ、それが全部入っているというわけではありませんが、読んでいるだけでも旬を感じますね。ん?八つ頭って何だ?と思ったら、里芋の品種なんですね。

丼たれは別添えで

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 ご飯にはしっかりタレはかかっているのですが、別添えの「丼たれ」が。これを天ぷらにかけていただきます。もちろん、銀座ハゲ天のロゴが入った特製です。

 いやこれ、本当に贅沢ですね。天ぷらが敷き詰められていてご飯が見えない!海老も大きくて、魚もほくほく、野菜もおいしくいただけます。

 香ばしい風味は、ごま油でしょうかね。食欲をそそられます

ところで「ハゲ天」って…

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 おいしくいただいたのですが、やっぱり気になるのは「ハゲ天」という名前です。

 衣をぬる時にハケを使うとかで、それがなまってハゲ?それとも、苗字が「破下さん」とか?平治さんをhageとシャレた?

 銀座ハゲ天のサイトを見たら、由来が書いてありました。

 1928年、東京の九段で天ぷら屋を始めた時の屋号は 「たから」。ところが初代の店主、渡辺徳之治は完全なハゲ頭だったので、お客様からは「ハゲの天ぷら屋、ハゲ天」としか呼ばれず、翌年銀座に進出する時に思いきってこの「ハゲ天」を屋号にしました。

 あー、その「ハゲ」でしたか。まさかその「ハゲ」とは。

 86年前からその店名なのですね。屋号は「たから」だったのに「ハゲ天」としか呼ばれなかった…。ということは、相当なハゲだったんでしょうね…。ボウズではなく。

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