もう驚かないつもりだった名古屋のオリジナル台湾ブーム しかし台湾チャーハンは…本場に勘違いされない?

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三丁目(穂波グループ)

辛いひき肉を入れればなんでも台湾

 台湾ラーメンを起源とし「台湾まぜそば」「台湾カレー」「台湾ナポリタン」など、ピリ辛のひき肉さえ入れれば何でも「台湾」にしてしまう名古屋の「台湾○○」ブーム、一段落したかと思っていたら…。

 ああ、それ、ラーメンがあるならそれもあってもおかしくは無いよね。台湾チャーハン。

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あんかけの名古屋色

 やってきましたのは、名古屋空港の国際線ターミナルをそのままショッピングセンターに改装してしまった「エアポートウォーク」のフードコート。穂波グループの「三丁目」です。

 名古屋に本社を置き、ショッピングセンターでフードサービスを提供する穂波。東海地方ではおなじみですね。いくつも業態があるのですが、そのなかで「三丁目」はたこ焼き・焼きそば・うどん・とんかつが中心ですが、店によっては中華などもラインナップされています。

 エアポートウォークの三丁目で目にとまったのは「あんかけチャーハン」。

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あんかけチャーハン(570円)

 チャーハンがあんに囲まれています。あんかけスパゲティに着想しているのでしょうかね。こちらも食べてみましたが…。「おおっ」と来る味の濃さ。名古屋らしい味の濃さです。

そんなあんかけがさらに台湾チャーハンに

 そして「台湾チャーハン」です。形としては、先ほどのあんかけチャーハンにさらに、もやし、ニラ、辛いひき肉が乗っているというものですね。

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台湾チャーハン(670円)

 この、もやしやひき肉が意外とボリューム満点で、食べ応え充分。味の濃いところに、さらに辛い台湾テイスト。飲み物が進みます。

 しかも、あんかけなので熱々状態が続きます。食感としても面白いですし、ボリュームも味の濃さもいいのですが…。台湾なのか?と言われると、どうでしょうね。

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気になる「台湾」の「チャーハン」

 ただひとつ気がかりなのは、「台湾ラーメン」や「台湾まぜそば」「台湾カレー」「台湾ナポリタン」「台湾おろし」「台湾中華」などとは違う問題が「台湾チャーハン」にはあるのです。

 日本ではテレビから誕生した言葉で「エッチする」という表現がありますよね。実はその台湾版。台湾でも同様にテレビから誕生した隠語として、それを「チャーハン」って言うんですって…。鍋振りが腰振りを連想する…と。

 「台湾炒飯」。これ、台湾の方が見たら思わず「エッ」って言うかもね。

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