コアラのマーチ ハニートースト
コアラのマーチに味なんてあったっけ?
1歳10ヶ月になるわが娘は、ポケモンのアニメの合間に流れる「ロッテ コアラのマーチ」のコマーシャルにすっかり洗脳され、コンビニなどでコアラのマーチを見つけると「コアラ」「はーいー」「でた」などと言って買おうとします。
その繰り返しで、家にはすっかりストックがあるのでいつもは「家にあるでしょ」とかわすのですが…。
台湾のセブンイレブンで娘が見つけたコアラのマーチは…家に無い味でした。あれ?コアラのマーチにそもそも「味」なんてあったっけ?
ハニートースト味はタイ製
台湾のセブンイレブンで娘が指差したコアラのマーチには「ハニートースト」と書かれていました。
コアラのマーチに味なんかあったっけ?思い出すと、いつものコアラのマーチのそこの部分には「チョコレート」と書かれていたはずです。
「ハニートースト味なんてあるのかあ」と見ると、THAI LOTTEの製造による台湾向け商品で、日本では販売されていないものでした。
え?日本では販売されていない?パッケージは日本語なのに?と思われるかもしれませんが、台湾では「日本語のパッケージ」が商品の信用となっていて、日本と全然かかわりが無いであろう台湾企業が作っている塩せんべいに「北海道」という商品名がついていたりと、不可解な商品も見受けられます。
最初はハニー あとから来るトースト感
食べてみましょう。コアラの形をしたビスケットにコアラのイラストが印刷してあるのですが、日本のものよりも印刷がクリアな気がしました。あくまでも気がする程度ですが。
味は…全然違いますね。日本のコアラのマーチとは別物です。まず、甘いはちみつの味がしてふんわりの風味が鼻を抜けてしばらくすると、やってくるバター感。
確かに、ハニーではなく、ハニートーストですねこれは。日本のコアラのマーチを想像して食べるとびっくりしてしまいますが、別物としてはスイーツ系の菓子としてイケると思います。
台湾ではロッテは「楽天」ってことは…
商品パッケージはほぼ日本語なのですが、下の方に小さく「楽天小熊餅」の文字が。台北市立動物園では、コアラは「無尾熊」と書かれていましたが、ここで「小熊」となっています。また、「餅」はビスケットやクッキー菓子パンなどを意味します。
すると…「楽天」は?実は、楽天と書いて「ロッテ」なんですね。
え?じゃあ、日本のプロ野球の試合「ロッテ VS 楽天」は、台湾だと「楽天 VS 楽天」になってしまいますよね。わけがわからないよ…。
まぎらわしいため、中国では楽天は「楽酷天」としていましたが、台湾の楽天は「楽天市場」とそのままなんですよね。
台湾のフォロワーさんに聞いてみたところ、とんでもなく複雑なことがわかりました。
お菓子メーカーとしてのロッテ=「楽天」
日本のプロ野球チーム・ロッテ=「羅徳」
日本のプロ野球チーム・楽天=「楽天」
韓国のプロ野球チーム・ロッテ=「楽天」
なるほどわからん!
台湾のスポーツライターでもあるフォロワーさんは、韓国のロッテも「羅徳」にして欲しいと主張したいとのことです…。
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