澄みきるオレンジサイダーって本当に透明なんだね…しかもそれで果汁入り

三ツ矢といえば澄みきったサイダーですが

　三ツ矢サイダーといえば、キャッチフレーズは「日本の澄みきったサイダー」。見た目はもちろんのこと、味についても「澄みきった」に異論はありません。

　そんな三ツ矢サイダーには、フルーツ系の商品があります。これまでに、三ツ矢のフルーツサイダーはいくつも買ってきました。それが天然の色なのか、着色なのか、今思えばわからないですが、ほとんどでそれぞれのフルーツをイメージした「色」がついていました。

　しかし今回は違うのです。

　3月に発売になった、「三ツ矢澄みきるオレンジサイダー」と「三ツ矢澄みきるグレープサイダー」、そのうちオレンジサイダーの方を買ってきました。

　ペットボトルを覆う商品名が配されたフィルムには、オレンジの飲料らしい色がついていますが、確かに、ペットボトルを外から見る限りで、澄みきっています。飲み物そのものに色は全く付いていません。

　見慣れた三ツ矢の「フルーツクオリティ製法」も書かれています。

　水は「ろ過を重ねた安心安全な磨かれた水」、香りは「果実などから集めた香り」、製法は「熱を抑えることで、果実のさわやかな味わい」、そして「果汁を使用」です。

　この透明感で、果汁が入っているのです。

　味には視覚が影響する部分もありますよね。確かにこのオレンジサイダー、オレンジの味なのですけれども、透き通った味わいを感じます。「そんなものイメージだろ」と言われるかも知れませんが、確実にイメージが影響しています。

　それにしても、これで果汁が入ってるの？と思って調べたら「透明果汁」を使用してるのだそうです。

　透明果汁とは、「搾汁後の、固形分が残ってに濁った上体の果汁から、液中の固形分を分解しさらにろ過した、固形分のない果汁」だそうで。

　わざわざそんなことしてるんだね…。だから、透明なのに果汁の味わいがしっかり。三ツ矢は、どこかのフレーバードリンクの後追いをよそに、先を行きますね…。