今や唐揚げの聖地!大分中津の唐揚げ・とり天を百貨店の催事で買ってみた

170117

綾鶏の唐揚げ・とり天

こちらでも聞くようになった中津ブランド

 子どもの頃から鶏の唐揚げには目が無いのですが、いつからでしょうか、唐揚げと言えば大分・中津というイメージがいつの間にか定着しましたよね。

 名古屋でもテレビコマーシャルが流れているほか、こちらのスーパーの惣菜売場でも「中津からあげ」の文字を見るようになったことからもその浸透度がわかります。

 本場の味を食べてみたい…と思っていたら、松坂屋名古屋店に期間限定で出店されていました。売られていたのは唐揚げととり天。とり天って何だろう?

[広告]

出店していたのは「綾鶏」

 松坂屋名古屋店の地下に出店していたのは「綾鶏」。この会社は大分中津に本社を置き、鉄板焼や居酒屋を運営する傍ら、大分県のおいしいものを日本全国に発信すべく、各地の百貨店に物産催事出店をしているとのこと。

 何より、実演販売はそそりますよね。次々と揚がっていく鶏の唐揚げととり天。夕方に見かけたらもう買わずにはいられません。で、とり天って何だろう?

170117a

値段はお高めだけど背景にこだわり

 鶏の唐揚げで最も気になるのは、その鶏がどこから来ているのかということです。綾鶏はまず素材にこだわり。使われているのはすべて国産鶏でさらにハーブ育ちチキン。これが鶏肉の臭みも少なく、水分量もジューシーなのだとか。さらに低カロリーなところが油で揚げるのに最適なんですって。

 そしてタレ。大分県産醤油をじっくりと熟成した、秘伝の綾鶏自家製ダレを使っているとのこと。九州の醤油といいますと甘さが強めで名古屋のたまり文化との違いを感じますが、そのあたりがどう出るでしょうか。

 とり天も買ってみました。

170117c

唐揚げととり天は別物ですね

 唐揚げととり天を買ったのですが…。まずは唐揚げ、鶏肉のジューシーさとその大分県産醤油の味わいが合いますね。中津の唐揚げがブームになった背景には、この相性があるのでしょうね。

 刺身などに大分の醤油を使うと違和感がありますが、唐揚げとの相性はいいですね。

 そしてとり天とは何ぞや。とり天とは、大分県の郷土料理でその名のとおり、鶏肉の天ぷらです。綾鶏はとり天の製造技法にもこだわっていて、むしろとり天がメインと言ってもいいほど。

 唐揚げと食べ比べてみると、別物ですね。とり天はより鶏肉そのものの味わいを感じます。これは、下手な鶏肉使ったら、唐揚げよりもごまかし聞きませんね。そこに「とり天スープ」という名のタレをかけて…。

170117b

 中津は唐揚げだけの聖地じゃないね。鶏肉揚げさせたら大分中津ですわ。

 それにしても、中津からあげの団体が設立されたのは2010(H22)年と言いますから、7年弱でこれだけの地位を築くとは。しかも鶏の唐揚げって全国にある普遍的なメニューですからね。

 さらに、大分の郷土料理には「とり飯」もあるらしい。これは気になります。名古屋も手羽先唐揚げが有名ですから共通点ありますね。ただ、名古屋はケンタッキーフライドチキン1号店をわずかな期間で閉店に追いやったという側面もあるので、大手を振って「名古屋も鶏の唐揚げ大好きCITYです」とは、言える立場にありません。

これが大分の味!豊後とり天調理セット(大)!

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました