あの頃のはじけるキャンディーが食べたくなったらMeisanのパチパチパニック!

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パチパチパニック!(Meisan)

ありましたよね弾けるお菓子

 1980年代の初頭でしたでしょうか、口のなかでパチパチと弾けるキャンディー「ドンパッチ」が子どもたちの間で大流行しました。口のなかに含んだ瞬間に「パチパチ」と音がして飴が破裂し、そこに飲み物、特に炭酸飲料を流し込もうものならかなりの刺激を伴いました。

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弾けるお菓子ブームで…

 ドンパッチは味の素ゼネラルフーズ(AGF)の製品だったのですが、弾けるお菓子のブームが到来すると、明治製菓からはガムが弾ける「ガムパッチ」、綿飴が弾ける「わたパチ」といったものも発売されました。

 しかしブームになればなるほど、変なうわさがたってしまったことでブームは収束。今考えればあり得ないことなのですけれども、その刺激が体に何らかの影響を及ぼすという、根拠のない噂を信じてしまうほどにその刺激が楽しくもあり激しくもあったのでしょうね。

まだあったのね!パチパチ

 ドンパッチ自体は2000(H12)年に製造・販売を終了しているのですが、今も味わえなくはないんですね。先日、あるイベントでもらったお菓子のなかに、入っていたのです。ドンパッチならぬ「パチパチパニック!」が。

 パチパチパニックには「お口の中が大騒ぎ!!」とあり「パチパチはじけるキャンデー」の文字。これはまさにドンパッチみたいなものですよね。ただ、刺激を和らげるためか、全量がパチパチなのではなく、さわやかなソーダ味のラムネが配合されています。

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どこのメーカーが出してるの?そのロゴって?

 食べてみますと、確かにあの、パチパチするキャンディですね。これは懐かしい。

 で、気になるのはどこのメーカーが出しているのかということ。パッケージを見てみますと左上に「Meisan」の文字。どことなく「Meiji」のロゴにそっくりです。しかもそれは製菓と乳業が統合された後の「Meiji」ではなくて、明治製菓だった頃の「Meiji」です。

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 こんなに似ていて大丈夫なのかな…と思ったら、「Meisan 明治産業株式会社」は明治の子会社で、明治の製品も製造している会社なのですね。でも、ロゴは今の明治ではなく、かつての明治製菓に寄せたままなのが、シビれます。

 しかしまあ、かつてドンパッチブームに乗っかって、弾けるガムや綿飴を出したメーカーの、子会社が独自商品としてパチパチパニック!を今も製造し続けてるというのは興味深いですね。

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「水気がふれますとガスによりキャンデーが勢いよくはじけることがあります」
「こぼしたキャンデーは水気にふれないよう」

 注意書きをしっかり読んで、弾け具合を楽しんでくださいね。逆に、それをやると…面白いことが起きるかどうかは自己責任で。

明治産業 パチパチパニック (コーラ) 5g×20袋

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