ねりごま唐辛子の夏のラ王コク辛は限定復活！がこの時期に売られているということは

ロングランということですよね！？

　スーパーでふと、カップタイプの日清「ラ王」の季節商品が目に留まったので買ってきました。「夏のラ王」とデカデカと暑苦しく書かれています。この時期に夏のラ王が山盛りで売られているということは…と思いつつ。

　今回の夏のラ王は「コク辛」。6月19日から全国で発売になっています。キャッチコピーは「夏こそ食べたい！唐辛子とねりごまがきいたコク辛スープ」です。唐辛子はもちろんわかるのですが、そこに「ねりごま」が効いちゃうとなんとなくマイルドになってしまうんじゃないか感がありますよね。

　そして今回の商品には、黄金に輝く「25」の文字。ラ王の発売25周年記念作品です。日清ラ王は1992(H4)年に登場。生めんのような食感を売りに、時代に合わせて日清の最新・最高の技術を取り入れるという立ち位置になっており、その人気は四半世紀というわけです。

　今回の「コク辛」はそんなロングランを記念しての「限定復刻」商品。かつて1995(H7)年から1999(H11)年にかけて毎年、夏の限定商品として販売していたものだそうです。まさに90年代の夏の味。そういえば当時も食べた記憶があります。

　日清といいますと、かつて売れなかった「黒歴史」商品をこの夏は復活させましたが、これは逆ということですね。かつて5年続いた人気商品を復活。あわよくばまた毎年…ということでしょうか。

　まさに白歴史。パッケージも白です。ただこれは、当時のデザインのままだそうですが。

　具材にはミンチ肉、キャベツ、人参。豚骨みそ味のスープにねりごまのコクと唐辛子の辛さ。おいしいとは思うのですが、ごまであり唐辛子であり味噌でありミンチ肉であり、それぞれがワンマンプレーという印象です。

　あと、名古屋的には台湾ラーメンのようでそうじゃないという印象になってしまいますね。どうしても。

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　そして今回、夏のラ王では復活特設サイトを設けているのですが、すべてがポケベル数字表記。「コメ2コメ2」。ああ、90年代の象徴ってことね。このラーメンは米に米に合いますって意図はあるのかどうか。
　まだまだ売ってる「夏の」ラ王。