テレビ東京が季節ごとに出しているフリーペーパー「what’s up」。この秋号では、もちろん、秋からの新番組情報が満載なのですが、そのなかに、「教えて!ポケモンの作り方」という、
ポケモンのアニメができるまでの工程を取材した特集が掲載されていました。コンピュータ時代全盛でも、毎週約4,000枚の原画は手描きだということ。そこに色をつけて、CGを重ねてと、手づくりとハイテクの融合した作業であることがわかりました。
実際の絵の製作現場についてだけで、脚本を作るところだとか、声や音を乗っけるところは端折られていましたが、それでも、意外な手づくり感には驚くとともに好感がもてました。
自分は、毎週ずっと見ているアニメのひとつがこの「ポケモン」なわけで、ツイッターでもこのブログでも、ポケモンポケモン言っているので、よく、リアルで聞かれることがあります。
「トッピーさんてその世代でもないのにどうしてポケモンが好きなんですか?」とね。世代でもないのにとは失礼な(笑)まあ事実そうなんですけど。そういえばなんでかな?と、そう思って記憶を辿ってみると、好きな理由はこんな感じです。
自分は、幼少期に見たアニメで問われた「自分は何をするためにこの世に生まれてきたのか」が根底にあるんですよ。当時、小学生の低学年でしたけど、そのインパクトはすごく大きかったですね。今も全てがそこに集約されてると思います。
なので、何をしたらいいのか?とか、どうしたらお金になるのか?はあまりメインには考えてないんです。でも、世帯主になっている以上は、稼がないといけないので、お金になることが前提なのは、間違いないのですけどね。
その、幼少期の自分に大きな影響を与えてくれたアニメを作った人達がのちに、あるゲームに命を吹き込みアニメになったんです。その作品では主人公に明確な人生の目的があって、「なりたいな、ならなくちゃ、絶対なってやる」と、それがすごく魅力的に描かれているし、ゲームのストーリーを肯定するためにアニメの世界観も深いんです。
その世界観とキャラを作った人はもう亡くなってしまったのですが、そのアニメは今も見続けてる…というわけで、それがポケモンなのです。子ども向けのアニメというのは、かつての子どものためではなく、今の子どものためのものだと思うし、そこに向けて、多くの人の手によって一生懸命作られてると思います。
だから、ポケモンアニメを原点から見てるからって「昔に比べてどうの」とか「最初に作られた世界観に比べて…」とか昔の視点で今の作品を批評することには何の意味も無いと思いますので、これからも純粋に、ポケモンアニメを楽しんでいこうと思っています。
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