特産三ツ矢 鳥取県産二十世紀梨
100年の伝統を誇るフレーバー?
見かけるとつい買ってしまう、今年から展開されている特産三ツ矢シリーズですが、この夏は「特産三ツ矢 鳥取県産二十世紀梨」として鳥取県産の梨が登場しています。パッケージにある「100年の伝統を誇る」とは。
特産三ツ矢シリーズはその名のとおり、国内各地の特産果実を厳選して使うことで、本来の三ツ矢サイダーが持つ、ろ過を重ねた磨かれた水のさわやかさに果実の香りがしっかりと乗っかっているものです。
二十世紀梨はジュースに向いてる
今回は二十世紀梨。梨のなかでもみずみずしく多汁な果実というだけあって、ジュースに向いているわけですね。「上品な甘さを備えた爽やかな味わい」が特長とのことで、二十世紀梨といえば鳥取県です。
この特産三ツ矢ももちろん鳥取県産。パッケージには「100年の伝統を誇る 鳥取の爽やかな和梨」とあります。栽培は100年以上の歴史。そうですよね。二十世紀という名前をつけたということは、二十世紀に向けての新品種だったのでしょうからね。
三ツ矢サイダーの方が古い
よく三ツ矢サイダーのPRで聞くのは「130年以上のブランド」という言葉ですから、二十世紀梨が100年以上の歴史を誇るといっても、三ツ矢サイダーの方が先輩です。
飲んでみますと、確かに梨のさわやかさが三ツ矢サイダーと相まってより際立ちますね。さすがフルーツクオリティ製法です。果汁は1%となっていますが、しっかりと香りがついてきています。
千葉生まれ鳥取育ち
今回、鳥取県産となっているのは、二十世紀梨の作付面積が全国有数だからという理由ですが、二十世紀梨という品種が誕生したのは千葉県松戸市。その後、まさに二十世紀の初頭である1904年(明治37年)に鳥取県で栽培が始まり、特産品となったというわけですね。今では鳥取県の県の花にしていされているというのですから、その存在感は大きいですね。
新世紀が二十世紀だったという時代に思いを馳せて。
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