長島温泉名物 安永餅
つぶあんの入ったお餅が香ばしく
三重県の桑名市に行くと、ついつい買ってしまうのが「安永餅」です。細長く平らな餅につぶ餡が入っていて、焼かれており焦げ目がついています。江戸時代から桑名宿にやってくる旅人が食べていたとのことで、今も複数のお店が製造・販売しているのですが…。
CMソングをよく耳にしますね
ラジオやテレビCMでオリジナルソングを流していたこともあって、「お口の中で溶けちゃうよ。長くておいしい安永餅、安永餅の永餅屋」の印象が強く、よく買うのは桑名市の大山田のパーキングエリアです。
桑名名物じゃなかったっけ
私の記憶では、そのCMソングの歌いだしは「桑名名物、安永餅」だったと思うのですが、ふと長島温泉で安永餅の車を見かけるとそこには「長島温泉名物 安永餅」とあるではありませんか。
長島温泉のある長島町はもともと桑名郡でしたし、2004年(H16年)に長島町は桑名市と合併しているので、長島名物が桑名名物を名乗るのはすんなり腹に落ちるのですが、これはその逆パターンです。
そんな長島温泉で永餅屋の安永餅を買ってみますと、包装紙の右上にも「長島温泉名物」の文字。さらには中の箱にもしっかりと「長島温泉名物」の文字が入っています。
しかし個別包装には?
すっかり長島温泉の安永餅だなあ…と思いながら、個別包装されたお餅を手に取ると…。
そこには「桑名名物 安永餅」「長島名物 安永餅」と、どちらとも読める文字列が。
そういうことですね。桑名方面では箱や包装紙もきっと「桑名名物」になっているのでしょう。箱と包装紙はそれぞれ別個で、製品の個別包装はどちらにもいけるようになっているわけですね。ということは、そのうち「長島温泉名物 安永餅 お口の中で溶けちゃうよ」というCMソングも作られるのでしょうか?そんなことはないね。
今度、パーキングエリアの安永餅の箱や包装紙がどうなっているのか改めてチェックしてみよう。
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