写真:「道とん頓」のお好み焼きともんじゃ焼き
たまに行くのですが、この日昼食に訪れたのが、お好み焼きなど鉄板料理のチェーン店「道とん頓」です。
以前にも取り上げましたが、道とん堀という店名とは裏腹に、東京の会社です。このお店の接客で特徴的なのが「ぽんぽこぽん」。店員さんが事あるごとに「ぽんぽこぽん」といい、それに続いて全従業員が「ぽんぽこぽん」と復唱するのです。こんな感じに。
店員A:「ご注文いただきました~ぽんぽこぽん」
全従業員:「ぽんぽこぽ~ん」
このお店、店先にはたぬきの置物が置いてあって、さらにはメニューはもちろん、コップなどにも全て、タヌキのキャラクターが描かれています。だからぽんぽこぽんなのでしょう。
まあ、「いらっしゃいませ、デニーズへようこそ」や、
店員A:「はい、よろこんで~」
全従業員:「はい、よろこんで~」
みたいなものかと思ったのですが、よく考えると性質が全く異なります。何が違うかというと、言葉に意味が無いということ。「デニーズへようこそ」も「よろこんで」も、その言葉には意味があります。しかし「ぽんぽこぽん」は「ぽんぽこぽん」であり、それ以上でもそれ以下でも、それ以外でもありません。
「そうだ!ウチのトレードマークはタヌキだから、全従業員に『ぽんぽこぽん』を合唱させることにしよう!」
「それいいな」「それはいい!」「素晴らしい!」
と、ぽんぽこ拍子に決まったであろう、会議の様子が見てみたい。
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