映画見てきました「ポケモン・ビクティニと白き英雄レシラム」

写真
写真:ポケットモンスター・ビクティニと黒き英雄ゼクロム・白き英雄レシラムパンフレット

今年も「夏はポケモン~!」ということで、16日(土)から公開になりました、映画を見てきました。(ネタバレはしません)今年は日本アニメ史上初の試みという、
「ポケットモンスター・ビクティニと黒き英雄ゼクロム」
「ポケットモンスター・ビクティニと白き英雄レシラム」
2作品同時公開。2本立てではなく、2作品同時公開です。

これは、

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今回が初の映画公開となった、新シリーズである「ポケットモンスター・ベストウイッシュ」の原作となっているゲーム「ポケットモンスター・ブラック」と「ポケットモンスター・ホワイト」が、対の関係になっていて、それぞれで、ゼクロムとレシラムの立場が対になっていることから、映画も同様に2作品作られたとのことです。

私たちは「白き英雄レシラム」の方を見ました。今回は、前作のダイヤモンド&パールシリーズとは大きく違い、明確な悪役が存在しません。見どころは、主人公サトシとビクティニの心の通い合いでしょうね。ただ、そこが軸になっているために、ピカチュウの扱いが微妙な感があるのは否めません。

一番気になるのは、では「どちらの映画を見たら良いか?」というところだと思います。両方を見たわけではなく、パンフレットや他の情報を見る限りですが、どちらの映画も基本的にはストーリーは同じで、登場するポケモンそのものや立場が違う、というだけです。

ですので、単純に、サトシとともに戦うメインのポケモンが、レシラムがいいか、ゼクロムがいいか、ということになります。つまりです。この2つの作品は、いわゆる「パラレルワールド」な関係にあり、ポケモンの世界観のなかで、両方の映画の話が並立する関係にはなっていないため、大人な視点で両方見る分には、もちろん構わないと思いますが、子どものエモーショナル体験という観点では、両方を見せることは、良いことだと思いません。

あっちでは、サトシはレシラム一緒に戦ったのに、こっちでは、サトシはゼクロムと一緒なんだね、同じ話なのに…。ということになります。それぞれの映画で、配信されるポケモンが違うということもないですし、前売券も共通なので、いわゆる、拝金主義的な2作品公開ではなく、ゼクロムとレシラム、どちらか片方だけを主役にすることができなかった、という理由からの2作品なのでしょうけど、

どうせなら、拝金主義と言われようとも、それぞれの映画を違う話にするか、2作品が同じ世界観のなかで、同時に成り立つような作りにして欲しかったな…と思わないこともありません。

ポケットモンスター ポケモンベストウイッシュ いっしょにおはなしビクティ二

ティニ~ティニ~かわいくしゃべるんだよねきっと。

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記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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