首都圏限定の進化コンビニ?ミニスーパー?「miniピアゴ」

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miniピアゴ(東京・千代田区)

本場の名古屋には無いのにね

コンビニエンスストアの競争は日に日に激しくなるばかり。10年ほど前までは、東海3県に進出していなかった「セブンイレブン」ですが、今では東海3県はもちろん、これまでセブンイレブンが無かった地域に、どんどん進出を果たしたことも、競争激化の要因になっていますよね。

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もちろん、この東海3県での店舗数トップは、地元・ユニーのサークルKサンクスなわけですが、全国的には、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに次いで、売上4位となっています。2位のローソンでさえ、もうコンビニだけではいけないと、進化型コンビニ「ローソンマート」という業態を開発。

進化したコンビニであり、品揃えは豊富な小さなスーパーというローソンマートは、この2月20日の横浜での開店を皮切りに、既に名古屋にも進出しており、進出時には大きな話題となりました。3年間で500店舗の新規出店を目指しているとのことで、今後の展開が気になるところです。

ところで、実はユニーにも、この業態があるのをご存知でしょうか。え?「サークルKマート」?逆です。その名も「miniピアゴ」ローソンマートが進化型コンビニなら、miniピアゴは小型スーパー、どちらも同じような業態なのですが、アプローチが全く逆なんですよね。

ローソンマートは九十九プラスを吸収合併して生まれたものであり、一方のminiピアゴは、ユニーHDのなかの1社99イチバが運営しており、立ち位置は非常に似てるんですよね。

ただ、ユニー・サークルKの本拠地であり、スーパー・ピアゴが大きく展開している名古屋では、このminiピアゴの存在は知られていません。なぜなら、miniピアゴは東京と神奈川にしかないのです。せっかく、時代の先を行く業態を開発したのに、牙城ではローソンに先を越されてるのね。

このminiピアゴにも、しっかりユニーのマークとロゴ、さらにはユニーホールディングスのロゴも。そこまで会社名のユニーを推したいのなら、もう「miniユニー」の方がよかったんじゃないの。

でもこのminiピアゴ、近くにあったらいいのになあと思うので、ユニーの本場のこの地方での展開も期待。ちなみに。アピタ、ピアゴ、ラフーズコア、ユーホームなど、ユニー本体が手がけるお店は、東京都内には1店舗も無いので、「miniピアゴ」と言われても「ユニー」と言われても、東京の方には「何それ?」って感じになってそう。東京の周辺県には、アピタもピアゴもあるんですけどね。

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この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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